この膝の晒包帯法は、急性期・慢性期の痛みの強い時にも有効です。なぜ有効か、膝の痛みの原因のほとんどが、膝関節の荷重ストレスと動きの摩擦ストレスから起こります。さらしを巻くことで、この2つのストレスが取り除かれます。
すなわち、膝関節が無重力状態で陸にいながら水の中にいるような膝への負担が取り除かれます。
膝を曲げた状態で強く巻いても、膝を伸ばすとゆるみが出る為、血流が止まることはありませんので心配しないようにしてください。
膝は曲がりにくいですが、痛みが即軽減するためしばらくすると気持ちよく感じます。
しゃがむことは難しいですが、普通の生活には影響がありません。
まず、晒1反を図のように3等分して用意します。(参考:晒の作り方)膝のお皿の上のももに5回強く巻き付け切り取ります。
ここに巻くことで、晒がずれ落ちにくくなるのと、膝の筋肉を圧迫することで筋力の補助的役割を担います。足の角度は図のように90度近く曲げて巻きましょう。
次に残った晒を膝の上に5回強く巻きます。この時も強く巻いていください。緩すぎると固定力がなく目的が達成されません。今度は切らずに次の巻く部分に移動します。
膝のお皿が巻き終わったら、次に最初に下地で巻いた部分のお皿の上のももに、また5回強く巻きます。できるだけ強く巻いてください。その次は徐々に下に向かって巻いていきます。
膝上から徐々に下に下がっていき、最後に巻く場所は膝下(お皿下)に5回強く巻きつけます。5回巻いたら残りの晒を巻いても構いません。切っても良いため、5回は巻きましょう。
最後に伸び縮みする弾包帯で晒が緩まないように巻いて仕上げします。この時は強く巻きつけるとゴム繊維のため締まり込んでしまうため、晒の上に巻く弾包帯は弱めに巻いてください。
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さいたま中央フットケア整体院
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