テレビや雑誌で紹介されている「股関節の痛い方、変形性股関節症の方に良い運動」の中には、やってはいけない運動法もあります。
痛みを知らない方々が作った方法の為、無理な動きで痛みが出たり、悪化してしまったりと注意してほしいことがあります。
※運動はすべていけないのではなく、やって良い時期やタイミングがあることを知ってください。今はやらない方が良い運動を知ってください。
痛みを知る私が色々試して、安全で効果的な運動を御指導しています。
お尻上げ運動は、股関節の痛みの方々に多く勧められる運動のひとつで、目的はお尻の筋肉を鍛えるために行います。この動作は、持ち上げる際に股関節に強いストレスがかかるため禁止しています。
軽めであると効果が少ないため、無理してやる必要はないでしょう。
筋力をつけるよりも大事のことは、筋肉を緩めることです。筋肉が緩むと筋力(筋出力)が上がり筋トレをしなくても効果は出ます。
実はスクワットは腰痛や膝痛・股関節痛の原因になるんです。見ての通り負担は高いトレーニング法で、姿勢を正しく行わない場合は痛みを増加させ悪化させていきます。
筋力をつけるよりも大事のことは、筋肉を緩めることです。筋肉が緩むと筋力(筋出力)が上がり筋トレをしなくても効果は出ます。
この運動も股関節の痛い方に良く勧められている運動法で、痛みを増加させる要因になっています。
痛みがあっても、「これを乗り越えれば改善するんだ」と一所懸命に実践する方が悪化させています。今すぐやめましょう。
筋力をつけるよりも大事のことは、筋肉を緩めることです。筋肉が緩むと筋力(筋出力)が上がり筋トレをしなくても効果は出ます。
この運動法も、未だに指導してる整形外科があります。この運動の目的は内転筋・外転筋など鍛えて股関節を周りの筋肉を鍛えて守ろうとします。
しかし、この運動法は禁止です。
この運動法を毎日行い頑張った分、痛みは日に日にまして悪化していきます。
何度も言うように!
筋力をつけるよりも大事のことは、筋肉を緩めることです。筋肉が緩むと筋力(筋出力)が上がり筋トレをしなくても効果は出ます。
これが勧められている理由には、関節運動を伴わないため安全に鍛えられるからです。でも実は安全ではないのです。
イチロー運動は、これは最終的には取り入れていきたい運動法ですが、タイミングが大切です。
これも導入のタイミングを間違えると悪化の原因となります。
焦らずいつか自然とできるようになるまで待ちます。
私の作った股関節温存療法のセルフケア法を根気よく行うことで1年、3年先にはと長いスパンで考えておきましょう。
一時、流行った開脚運動は変形性股関節症の方や形成不全の方々には禁止です。
流行ったころに股関節を痛めて来院する方が多かったです。
片方ずつなら危険はないのですが、両方の足で行うと腰が丸まり骨盤が後傾するため股関節の位置がより浅くなり、摩擦が一か所に集中します。
この動作も、大腿部の前面(大腿四頭筋)が伸ばせるため有効ですが、難点は伸ばさない体重がかかる脚に股関節の痛みの悪化が起こります。
股関節の方は、両方悪い方が多いので、交互にこの形になることが問題となります。
股関節痛の改善は痛い股関節に体重を乗せないことが鉄則ですねで、違う方法で伸ばすことをお勧めします。
私の勧めるストレッチ法で十分効果はあります。
太極拳・ヨガの姿勢も要注意です。
ヨガ・太極拳は片足に体重を乗せて姿勢を一定時間保つことが多いです。
やるんであれば6割程度の強度で行うことをお勧めします。
器具を使い鍛えるトレーニングに股関節を開いて閉じてと繰り返す運動があります。
この運動は股関節に負担が大きいため痛みが悪化する要因です。
無理して行う必要がなく、健康な方なら良いのですが、股関節に問題がある方はやめましょう。