かかとが痛い原因と症状、治療と予防|さいたま中央フットケア整体院

監修:冨澤敏夫(柔道整復師)N2022-04-09 R2023/8/19
かかとが痛い原因と症状、治療と予防
かかと(踵)の痛みを改善させるには、痛みを引き起こした原因を探し、原因を整体することが必要です。

どこへ行っても何をしても、改善しない「どうしよう?」
かかとが慢性的に痛い。歩くと急に踵に激痛が起こる。
踵の痛みと言われたが、湿布と痛み止めで治るのか不安。
朝起きるときや、座って立ち上がる時の一歩目の痛みが辛い。
長く歩く、立っていると踵がズーン、ズキズキ痛みで困る。
歩きすぎると踵が熱くピリピリしてくる。
休むと楽になるが、運動を再開すると再発する。
目次
- >かかとの痛みとは?
・ かかとの底で発生する痛み・ かかとの後で発生する痛み・ かかとの内側で発生する痛み・ かかとの外側で発生する痛み・ かかと全体で発生する痛み- >症状に大きく分けて二つ!
・ 急性疼痛・ 慢性疼痛- >色々な原因が考えられる!
・ 足裏の筋肉や脂肪層が減少が原因・ 外反母趾や回内足・偏平足が原因・ 足指の機能低下で起こる浮き指・ 合わない靴で足裏に過剰な負担- >かかとが痛いときの整体法はこれだ!
かかとの痛みとは?
かかと(踵)が痛い部位で病態がわかる足裏マップはこれだ!
かかと(踵)が痛む場合、4つのエリアに分けて考えていきます。痛む場所により病名も変わり、対処法も変わってくる場合があるために参考にしてください。
一般の方では、かかと(踵)が痛い場合には「足底筋膜炎」以外はあまり知られていない病名なので、知っておくと良いでしょう。
4つのエリア
- ・かかとの底で発生する痛み
- ・かかとの後で発生する痛み
- ・かかとの内側で発生する痛み
- ・かかとの外側で発生する痛み
- ・かかと全体で発生する痛み
かかとの底で発生する痛み
かかとの底で痛みが出る場合に考えられる病名は、踵骨骨端症や踵部脂肪褥炎、またファットパット症候群があります。
原因としては踵への過剰な衝撃が考えられますが、踵には脂肪層がありクッションの役割があります。
この脂肪層は加齢とともに減少していくので、薄くなり衝撃吸収ができないために痛みを引き起こします。
中高年では、踵落としがテレビで骨粗鬆症に良いと言われて、頻繁に行い踵を傷めてしまい当整体院に多く来られました。
子供では、縄跳びなどを練習していて怪我をする子供が多いようです。また成長期のスポーツ活動で傷つくケースも多いです。
まとめ
- ・踵骨骨端症
- ・踵部脂肪褥炎
- ・ファットパット症候群
- ・セーバー病(シーバー病)
かかとの後で発生する痛み
かかとの後方で痛みが発症する病態は、アキレス腱の問題が大きく関わっています。アキレス腱の付着部付近が、踵の後方の骨についているからです。
特に多いのがアキレス腱滑液包炎とハグルンド病(ハグルンド変形)です。原因としては靴の踵部分で擦れて当たり傷めることが考えられます。
特に女性に多いことでポンプバンプといわれ、ヒールやパンプスなどのきつい靴で傷めるようです。そんな方は良く靴擦れを繰り返しているので特徴です。
また、踵後方の骨の形状が生まれつき尖っている場合があり、その骨の形状により靴の踵の部分で圧迫と摩擦を繰り返して傷めるケースもあります。
男性にも起こる病態で、男性のビジネスシューズのタイプで発生します。靴のタイプでは硬く細い靴をを好んで履くタイプの方が危険です。
まとめ
- ・ハグルンド病
- ・アキレス腱付着部炎
- ・アキレス腱滑液包炎
かかとの内側で発生する痛み
踵の内側が痛い場合に考えられる病態は、足底腱膜炎や足根管症候群などが考えられます。
足底腱膜炎と足根管症候群は痛むメカニズムや痛む部位が違うため鑑別は容易にできます。
子供のセーバー病の場合は、内側に限らず踵全体が痛みますが、サッカーなどでインサイトトラップをした際に、踵の内側にボールが当たることで痛みます。
また、回内足変位をした足の形状でも踵の内側に過剰な圧力がかかるため、踵の内側(やや底)に痛みが起こります。
まとめ
- ・足底腱膜炎
- ・足根管症候群
- ・セーバー病(シーバー病)
- ・回内足変位した内側重心
かかとの外側で発生する痛み
踵の外側が痛い場合の病態は、主に足根洞症候群や腓骨筋腱炎などが考えられます。
また、セーバー病でも人により痛みを感じる場合もありますが、セーバー病の場合は、踵の内側や底に痛みを強く感じます。
骨折の後遺症でも踵の外側が痛むことが多く、回外足変位をした足の場合は、外側に力が加わるので踵の外側に痛みを引き起こします。
まとめ
- ・足根洞症候群
- ・腓骨筋腱炎
- ・セーバー病(シーバー病)
- ・回外足変位による外側重心
かかとの全体で発生する痛み
踵全体で痛みを感じる場合は、一番多いのはセーバー病です。セーバー病は手のひらでかかとの両側を圧迫すると踵全体が痛くなります。
踵の骨折後の後遺症でも踵全体が痛いと訴える方もいます。痛む場所が明確でない場合が多いです。
まとめ
- ・セーバー病(シーバー病)
- ・踵骨骨折後の後遺症
症状は大きく分けて二つ!
症状を大きく分けると急性疼痛と慢性疼痛に分けられます。この区分はとても大切で、急性疼痛の時にマッサージや温湿布など処方を間違えると悪化して、改善が遅れてしまうことがあります。
また、慢性疼痛の時に極端に安静にしていると回復が遅れたりしますので、症状により対処法を間違えないようにしてください。
まとめ
- ・急性疼痛は炎症期に起こる痛み
- ・慢性疼痛は疲労性や回復の予後不良で起こる痛み
急性疼痛
急性疼痛とは、組織の破壊が起こり炎症を伴う時に起こる痛みで、痛みが出た時から3か月程度までを指します。
主な症状は、腫脹・熱感・発赤などですが、軽度であれば症状を認識できない場合も多くあります。
この場合、組織の一部が損傷している怪我として考えて、アイシングや安静が最優先されます。痛みが落ち着いてきたら損傷組織を早く修復させるため、マッサージやストレッチなどが行われます。
まとめ
- ・急性疼痛は炎症反応が起こってるのでアイシングと安静が必要。
慢性疼痛
慢性疼痛とは、それ自体が病態として考えられていて、明らかな組織損傷が確認できない状態でも痛みが起こります。
この場合は、急性疼痛から回復する過程において、組織が硬くなり柔軟性が低下したり、血行不良を引き起こして酸欠などが痛みを発生させます。
この場合は、急性疼痛のようなアイシングや安静ではなく、積極的な整体が必要でマッサージやストレッチなどのリハビリが有効です。
まとめ
- ・慢性疼痛は疲労性や予後不良で組織が硬くなっているのでリハビリが必要。
色々な原因が考えられる!
慢性疼痛も急性疼痛でも足の裏に痛みを引き起こしている場合、根本原因として考えられることは色々とあります。
下記の原因が単独で起こる場合と、複合して起こる場合があり、多くは色々な条件が重なって起こると考えています。
考えられる原因!
- ・足裏の筋肉や脂肪層が減少して傷める
- ・外反母趾や回内足・偏平足など足の機能低下
- ・足指の機能低下で起こる浮き指
- ・合わない靴で足裏に過剰な負担
踵の痛み整体コースの特徴
当院の施術の特徴は、症状に特化した技術で部位全集中で行います。理由は早く確実に改善させるためです。
施術の流れは、①問診(カウンセリング)、②踵の整体施術、③セルフケア指導、④次回の日程で進めていきます。
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マッサージ|踵の組織を柔らかくして血行促進
踵の痛み、慢性痛の悪化のメカニズムを起こしています。
浮腫み、発痛物質の発生と停滞、そして時々痛みが強くなる症状をマッサージにより改善させます。
ストレッチ|柔らかくした組織の滑走障害を改善する
マッサージでほぐした後は、動きを回復させるためにストレッチで動かして行きます。
足の骨(足根骨)が固まっているため、ゆっくり一つ一つの関節を動かしていきます。
足裏アーチ矯正|足の機能を高める
足裏のアーチ矯正も同時に行います。足裏の痛み、足底腱膜炎の痛み不調で悩む方は、足裏のアーチが崩れています。
踵骨、土踏まずの骨などポイントになる部分を丁寧に調整していきます。
クッションテープ法|早く改善するための負担除去法
踵は歩行時に必ず負担がかかる部分で、庇いながら歩くことが難しく、どうしても負担がかかります。
負担を一時的に抜くために、足裏部分にクッションを入れたテーピングを施します。
セルフケア法の指導|整体効果を最大に引き出す指導
自宅で出来るセルフケアで、足指の機能を改善するケア法を指導します。セルフケアを行うことで改善のスピードが速くなります。
詳しくは、 踵の痛みのセルフケア法をご覧くださいませ。
踵の痛みでやってはいけないこと
踵の痛みの方が、注意したい日常生活動作があります。、正しい動きをすることで慢性痛も改善できます。

硬い靴、インソールは刺激が強いので注意。

硬い床を裸足で歩くのでなくスリッパを履く。

大股歩きは足裏に負担がかかるので注意。
踵の痛みは腰が問題の場合もある!
当整体院では、慢性痛の踵の痛みの場合は、腰の問題が関係している考えています。腰からでる神経が圧迫されてハムストリング、ふくらはぎ、足裏の筋肉が緊張し硬くして痛みが起こると考えます。

整体料金と予約方法
メール又はLINEで予約されると12,100円9,900円に割引料金!
電話予約の場合 | メール/LINEで予約は! | |
---|---|---|
踵(かかと)整体コース | ¥12,100 | ¥9,900 |


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朝起きるときの一歩目、休んでから歩き始めの強い痛みについて
朝起きて床に足を着けたとき、強い痛みを感じて歩けないことがあります。長く座り休憩して立ち上がり歩き始めに、激痛で足を引きずることがあります。
このメカニズムを知ると必要以上に心配しないで済むのと、改善方法が明確になるので希望が持てます。
この強い痛みは、炎症ではなく過剰な神経伝達(電気刺激)が起こったことで、痛みとして脳が認識した結果です。
例えば、低周波治療器で電気を流すと、ビリッと痛みを感じます。これは、過剰な電気刺激が流れたことで痛みとして脳に伝わった結果です。よっぽどの強度でなければ、少し我慢していると刺激に慣れて気持ち良くなります。
人間は神経という配線で神経伝達(電流)で筋肉を動かしています。
痛めた部分は、浮腫や組織が硬く線維化(瘢痕)することで、血管と神経を圧迫して神経伝達(電流)が弱まります。電流の刺激に対して抵抗が弱弱くなっている部分(負傷部位)に、荷重が加わると強い電流が流れるので、負傷部位がびっくりして「痛み」として脳に伝わります。
例えば、長く正座して血管や神経を圧迫していると、立ち上がる際に急に血流が急に流れて神経伝達が過剰に伝わるため、痺れを通り過ぎて痛みとして脳に伝わります。
このメカニズムを知ると、休んでからの歩き始めが痛い理由が納得できると思います。痛みの正体が分かるので、余計な心配をしないで安心できるかと思います。
解決法としては、足を着く前や歩き出す前に足を曲げたり伸ばしたり、指をグーパーしたりと動かして血流を良くしてから、動き始めると動き始めの激痛は緩和できます。
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