足首を捻った記憶がなく「足首がなんか痛い、違和感、おかしい」という方が来院されます。
病院へ行っても、レントゲンでも異常がわからず、MRIでもわかないため、最悪「精神性」と言われて悩んでいる方が多いです。
私のところにも、このような症状で悩み困って来院される方が多いです。
何とか力になろうと、色々な角度から確認して答えを導き出します。
捻挫や骨折をした経験があるなら、意外と分かりやすいのですが、そんな記憶がない方は、本当に原因を見つけるのが大変です。
足の専門医と言われている病院や整体院などの治療院でも判断が出ないことが多いです。
そんな症状の共通する足首の動きの問題が考えられます。
【考えられる一つの原因】
足首の基本動作(底屈・背屈)の確認をしてます。
この時、足首の動きに注目します。正常であれば底屈(伸ばす)とき指先が少し内側に入る。背屈(曲げる)ときはこっ小指側が上がるように曲がる。
原因不明の足首の痛み違和感がある方に共通する間違った動きがある。
底屈(伸ばす)とき指先が少し外側に入る底屈に伴う内反運動がない。背屈(曲げる)ときは親指が上がる足首の内反運動が伴う。
この差が原因の一つにあると考えます。
この状態が発生する要因としては、色々考えられます。
- 足関節の捻挫や骨折の後遺症
- よくな靴を履いていた
- 巻き爪や親指を怪我して庇って歩いていた
- 親指の付け根足裏にたこ魚の目があり庇って歩いていた
- 外反母趾や強剛拇趾で歩行時に親指で蹴り出せなかった
これ以外には神経伝達の異常からも考えられる。
足首の補助筋として使われる。前脛骨筋の異常な緊張と長短腓骨筋の低下であるが、この筋肉の神経分布で腰から起こる神経が、何らかの原因で阻害され上手く神経伝達が起こらずに、筋肉が上手く活動しないための起こる足首の動きの問題=痛み違和感
腰から起こる神経の阻害ですが、椎間板ヘルニアなど問題も考えあられます。
尻もちをついてから足首の痛み違和感が発生した、面白い症例もあります。
【当院での足首の整体法】
前脛骨筋と腓腹筋を徹底的にほぐします。
腓骨筋の活動を回復させるために足首指の運動を繰り返します。
必要であればバンテージを巻いて強制的に足首の動きを矯正します。
神経伝達活性化のための足首運動法とセルフケア整体法を指導
【通院回数と治癒】
3回の通院で治癒までには1ヵ月程度必要かと思います。
※慢性期間が長いと3か月は必要になる場合もあります。
足首の痛み
コメントをお書きください