足首の痛みの多いのが捻挫の後遺症です。後遺症と言っても色々な症状がありますが、私が見た中で多いのが、下部脛腓間の問題です。捻挫をするとこの部分に強い開離ストレスがかかります。腓骨があるため脱臼まではしませんが、腓骨下部が外に開くストレスがかかります。微妙ですが脛腓間の締まりが弱まると、足首が安定しなくなります。緩んだ足首と言う具合になります。また、逆に動きが悪い足首にもなります。これは、脛腓間が緩むと距骨が上方へ入り込みます。足首に圧迫ストレスがかかり圧縮されます。すると動かしてみると動きが悪いのです。これを改善させる方法は、晒を使います。晒で足首をしっかり巻きて安定させていきます。この方法は足首周辺の痛みならすべてに有効です。(足首・足甲・踵・アキレス腱などOK)
三等分に裂いた晒を写真のように巻いたものと、ガーゼ包帯という薄い包帯の2本を用意します。それと15㎝の長さにカットしたテープを2枚用意します。(伸縮性テーピングは最後に包帯がずれないように貼り付けます)
※巻き方は写真ではわかりにくいため、動画を参考にしてください。
市販の晒し(1反10m)用意します。その晒しを幅が等しい3等分に切り込みを入れて、切り込みのところから両手で左右に引っ張り裂いていきます。
サラシ1反
サイズ・容量1反約33cm×10m 規格綿100%)
ドラックストアーにも売っています。
幅3等分に裂いて、2本使用します。
股関節への荷重による圧迫がなくなるため瞬時に痛みから解放されます。(私も体験済み!即効性あります。痛い時は早く痛みから解放されましょう。)
サラシの裂き方