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筆者:冨澤敏夫(柔道整復師)

アキレス腱が切れる(断裂)の前兆とは?

目次

  1. アキレス腱断裂とは?
  2. アキレス腱が切れる前兆は?
  3. 中高年に多い理由とは?
  4. アマ・プロアスリートもアキレス腱断裂はある
  5. アキレス腱が切れたらどうなる!症状は?
  6. アキレス腱が切れたらどう治療すれば良いのか?
  7. やっぱり予防が大切!
  8. アキレス腱断裂は後遺症で悩む!
  9. 【図解】アキレス腱断裂の後遺症マッサージ法
  10. 【動画】アキレス腱断裂の後遺症マッサージ法
  11. どのくらいで回復するのか?
  12. やってはいけないことは?
  13. アキレス腱炎のQ&A
  14. 当整体院でアキレス腱断裂後遺症の整体の流れ
  15. 【詳細】アキレス腱断裂の後遺症の整体法

 

アキレス腱が切れるとは、アキレス腱断裂とうい病態です。切れる原因には、2つ以上の要因が考えられます。

アキレス腱の退行性変性(硬化と柔軟性低下)と、スポーツや日常生活で腱に急激な伸張力が加わって起こります。

中高年(30代~40代)に多いアキレス腱断裂ですが、普段運動をしない方が急にスポーツや走ったり行うと、アキレス腱に急激な力が加わり発症します。運動会で、お父さんが急に走るとアキレス腱断裂する理由もこれです。

普段運動しているアスリートでも、アキレス腱断裂は発症します。ジャンプ(バレー、バスケ)や踏み込む動作(剣道)、急なターンなどが要注意です。

普段運動していていつ方でも、トレーニングのやりすぎ(オーバーユース)などで腱に疲労蓄積したり、アキレス腱炎を繰り返し発症して慢性化で腱が退行性変性を起こし弱って、そこに一瞬の強い力が加わったときに発症します。

稀に運動もしていないのにアキレス腱断裂を起こす方もいます。そんな方は家族性コルステロール症などがあり、足首後方にコルステロールが蓄積してアキレス腱を圧迫摩耗を引き起こし、腱を弱体化(退行性変性)します。そこに信号が変わるとき急ぎ足で小走りした瞬間に発症します。

ここでは、アキレス腱断裂の前兆を知り予防する大切さを学んでいただきたいと思います。そして、手術療法や保存療法で断裂をした後(後遺症)に、痛みや腫れが治らず悩んでいる方は、セルフケア法も記載しますのでお役立てください。

 

アキレス腱が切れる(断裂)とは?

アキレス腱に鈍器で叩かれたような衝撃が起こる。

アキレス腱断裂とは? プロアスリートや、良く運動するアマアスリートの人に多いと思われがちですが、中高年の方が普段は運動しない方が、急に運動をするとアキレス腱の断裂を起こします。

ある日突然起こるのですが、実は切れる前にアキレス腱は退行性変性という、前兆ともいえる段階があります。例えばアキレス腱炎など良く発症する方は要注意です。アキレス腱の断裂の発生機序を知って予防をしましょう。

アキレス腱は、ふくらはぎの筋肉からアキレス腱となり踵の上に付着します。足首を伸ばす主要な部分で、身体中で一番太い腱でと言われ1トンの力に耐えられると言われています。走る・跳ぶ・踏み込むなどの動きで強い力が伸張力が突発的に加わる場所です。

よく古い輪ゴムに例えられますが、古くなった輪ゴムは伸縮性がなくなり劣化して今にも切れそうですよね。そんな状態のゴムを伸ばすとブチッと切れてしまいます。アキレス腱も古いゴムと一緒で、今にも切れそうな状態に瞬発的な伸張力が加わり切れます。

アキレス腱も輪ゴムも、使いすぎ使わな過ぎのどちらでも劣化(退行性変性)が起こり、適度に使うことは大切です。

 

アキレス腱が切れる前兆は?

アキレス腱が切れる前兆は、急性アキレス腱炎から慢性に移行した状態の時が一番危険です。

アキレス腱が切れる前兆 アキレス腱が切れる前兆として、急性のアキレス腱炎の痛みを起こして慢性のアキレス腱炎になっている状態が危険です。

若い人よりも中高年(30代~40代)の方は、慢性痛のアキレス腱炎が多く加齢により柔軟性がなくなり、腱の繊維が硬く伸張性は低下しています。

良く言われていることは、アキレス腱炎でステロイド注射を頻繁に行っている方は、アキレス腱が弱体化し強い牽引力に耐えられない状態になっていると言われています。

ステロイド注射でアキレス腱が弱る理由として、薬剤作用の原因も考えられますが、私はステロイド注射で痛みは無くなりますが、アキレス腱の状態(腱の劣化:退行性変性)は治っていないため、痛くないから無理して走ったり動いていると、さらに劣化(退行性変性)が進行して、アキレス腱断裂が発症すると考えています。ステロイド注射は治すのではなく、あくまでも「痛みを止めているだけ」と考えた方がいいでしょう。

ステロイド注射をしても、アキレス腱のイメージはゴムの劣化した状態と、同じで伸ばすと簡単に切れます。

アキレス腱が切れる前兆は、足首を曲げた時にアキレス腱部位に硬さを感じたり、かかと上げをする際に縮みにくさを感じます。その他ではアキレス腱炎のように炎症が度々起こります。静止していてもアキレス腱にキューと詰まる感じが現れたりすることもあります。

また、断裂前(数週間、数か月)にアキレス腱を痛めて治療をしていた方も多いようです。

アスリートも激しい練習などで、アキレス腱炎を繰り返して慢性化している場合もあり、同じく腱の劣化は起こっています。

アキレス腱断裂の前兆

icon_check アキレス腱の太さに差があり、違和感を常に起こしている。

icon_check 足首を曲げた時に、曲げにくさやアキレス腱に違和感がある。

icon_check つま先立ちをしたとき、アキレス腱に縮みにくさを感じる。

icon_check 現在、アキレス腱を痛めていて、何度も繰り返している。

icon_check 長期のアキレス腱炎でステロイド注射や体外衝撃波を高頻度で行っていた。

 

中高年に多い理由とは?

中高年に多い理由は、アキレス腱の劣化で切れやすい状態だからです。

アキレス腱断裂が中高年に多い理由 若い人はアキレス腱が切れないわけではないのですが、割合的に中高年(30代~40代)に多いのは確かです。その理由はアキレス腱の柔軟性と伸張力に耐える力が低下しているからです。

アキレス腱はコラーゲン繊維というたんぱく質で出来ています。アキレス腱に長年の微小な損傷が起こり、伸張ストレスに弱くなっています。

好発年齢は30代、40代でスポーツでの受傷が多く,50歳以上のにも若干あるとされています。50歳では日常生活中の受傷が多いようです。

アキレス腱断裂の男女比には差はないという報告はありますが、男性に多い傾向がるとも報告されています。(女性1:男性6とも報告もあるようです。)

アキレス腱断裂の発生数では人口10万人あたり6.3~41人と言われ、国や地域で異なり、発生数は増加傾向にあるようです。(欧米の研究)

アキレス腱断裂の前兆で、アキレス腱炎を引き起こしやすい方は、脂質異常症(高脂血症)がある報告があります。脂質異常症がアキレス腱断裂の危険因子と考えられますが、因果関係は解明されていません。

 

アマ・プロアスリートもアキレス腱断裂を起こす理由は?

激しい練習でアキレス腱炎を繰り返して慢性化が引き金になる。

アキレス腱断裂がアスリートに起こる理由 スポーツ愛好家やプロのアスリートでも、アキレス腱が切れる条件が揃えば断裂を起こします。大会が近く追い込み練習で運動強度や頻度が増えると、アキレス腱に微小損傷が起こります。これが積み重なりアキレス腱炎を頻繁に引き起こすことでアキレス腱が弱く切れやすくなります。

休めずステロイド注射などで、痛みを押さえて無理にプレーすることで、さらにアキレス腱は弱体化して断裂の確率が増えます。

アキレス腱断裂を起こす前兆に、アキレス腱炎を繰り返し起こしている原因があります。アキレス腱炎を引き起こしやすい方は、中性脂肪が高いことも報告されています。

 

アキレス腱が切れたらどうなるの?症状は?

アキレス腱が切れたらどうなる アキレス腱を切った瞬間、「蹴られたような衝撃を感じた」「ハンマーでたたかれたような衝撃があった」など表現します。バチン、バーンとすごい音が聞こえる場合もあります。

一瞬なので急に足に力が入らずに崩れ倒れます。負担をかけなければ歩行はできます。アキレス腱の断裂部位は、凹んで見えるので分かりやすいです。

うつ伏せでふくらはぎを把持すると、足首の伸展動作の反応がなくなるので、それで断裂したこと確認できます。

肉離れや捻挫のような強い痛みはないとされています。ただ切れた衝撃波強いのでびっくりすると思います。

 

アキレス腱が切れたらどう治療すれば良いのか?

アキレス腱が切れた場合には、手術療法と保存療法の二つがあります。どちらも治癒には時間が必要で、メリットもデメリットもあります。

しかし、保存療法の方が手術療法に比べて、合併症が少ないという報告もあります。1年後の状態にも回復の差がないとも報告されています。

手術による傷跡(瘢痕)は、皮膚やアキレス腱周囲の組織(腱膜・筋膜)が癒着して、硬く伸張性低下させます。保存療法では、他の組織にメスが入らずに皮膚の瘢痕がないため、手術療法よりも合併症は低いととされています。

アキレス腱断裂を放置すると、断裂した両腱(口断面の組織)が瘢痕化して短くなり、腱が離れた状態で治癒してつかなくなります。アキレス腱断裂は早い期間で適切な処置が台になります。(手術でも保存療法でも考え方は同じです。)

断裂のまま治癒すると、ふくらはぎの筋肉が収縮しても足首が伸びず、筋収縮機能もしなくなるため、筋萎縮も起こりふくらはぎ(下腿三頭筋)が細くなっていきます。走ることや早歩き、スポーツ運動などを行うことが難しくなります。

歩行も引きずるようになり歩きにくくなります。この状態を長期放置すると足首・足指に可動域制限が起こります。

 

保存療法

保存療法のメリットは傷跡が残らないことです。

アキレス腱断裂の保存療法 保存療法のメリットは、傷痕が残らないことが挙げられます。手術ではメスを入れる為、傷跡が瘢痕組織となり皮膚や腱・筋膜の癒着などで伸張作用が低下します。

保存療法では、切れたアキレス腱を近づける足首の姿位(最大に伸ばした状態)を、1週間~2週間は維持することを気を付けます。腱が自然治癒力で癒合していきます。

足首の姿位が不十分であると、腱が離れた状態で治癒してしまいます。これは手術では起こりにくいことで、保存療法の3か月以内は再断裂を起こさないように生活をしなくてはいけません。

手術でもギブスが取れてからと、装具を外してからの断裂が多いので注意が必要です。

保存療法の場合は、断裂後は5日~7日以内で開始する必要があります。遅れると保存療法での治癒はさらに困難になります。

通常の保存治療は、足首を最大底屈位(足首を伸ばした状態)でギプス固定で約2週間行います。2週間すぎから底屈約30°に変更し、ギプス固定で軽い荷重を行います。

約3~4週すぎからは軽度底屈位のヒール付きギプス固定で,全荷重歩行が可能となります。

6~7週すぎからは、装具に切り替えての全荷重歩行を行います.このように1ヵ月以上はギプスで固定されるため、日常生活は少し不便ですが入院(手術療法では2週間~3週間)しないで生活できます。

保存治療で気を付けたいことは治療期間中の再断裂であり,発生率は約10%とされ高くはありませんが、ギプス除去・装具除去後1カ月以内(受傷後2~3ヶ月以内)が一番危険です。

3か月~4ヵ月を経過すると再断裂の危険が少なくなると言われています。3か月以降は徐々に強度を上げて復帰の準備をします。

正常な脚(健側)のアキレス腱と同等の硬度になるには半年~7か月は必要と言われています。この頃はスポーツ活動が行える腱の強度になります。

保存療法による治療は十分に気を付けなくては、再断裂発生の危険があります。(手術した場合の約2倍と言われています。)

 

手術

手術のメリットは腱を人為的につなぐため、治療期間中に切れるリスクは少ないです。

アキレス腱断裂の手術 手術療法のメリットでは、治療期間中にアキレス腱が切れるリスクが少ないことです。全くないわけではないのですが、保存療法に比べるとリスクは低いです。

術後リハビリも早いうちに行うこともあるのですが、保存療法よりも早くリハビリは開始されますが、最終的な回復の時間の差は無いと考えます。身体にメスを入れているため、合併症や癒着などのリスクは保存療法よりもあります。

入院期間は1週~2週前後となる病院が、多いですが治療経過にもよります。

手術では癒着を起こしやすいポイントがあります。術創部の皮膚や下腿筋膜間と縫合部と滑液鞘(パラテノン)間で起こります。

その他では、アキレス腱付着部付近と脛骨の間にある脂肪組織(kager’s fat pad・足趾屈筋群・滑液包)なども癒着を起こします。癒着を起こすと滑走性生涯が起こり回復しても、痛み腫れ違和感に悩まされます。

手術は皮下組織・滑液鞘(パラテノン)を切開します。陳旧性(受傷から時間経過した状態)では、アキレス腱の断端が瘢痕しているので縫合を行いやすい状態にしてから、Kessler法(ケスラー)やBunnel法(バネル)などを用いて縫合します。

術後は装具でつま先接地から行い、1週間後から1/3部分荷重を行います。2週間で全荷重歩行を行っていき、その後1週間ごとに徐々に足関節を底屈位から中間位に角度を変更していきます。この方法は縫合部の再断裂の危険性を軽減していくためです。

4週過ぎからリハビリとして裸足での歩行を慣らしていきます。まだブーツを装着しての生活は行います。

5週過ぎから装具除去での日常生活が開始となりますが、再断裂は2か月~3か月に起こりやすいため、転倒や踏み外しなどに注意して日常生活を送る指導を行います。

この手術の合併症とその発生率

頭や胸などに比べて比較的安全な手術です。注意したことは感染など、身体にメスを入れれば合併症が発生することがあります。術者と患者は、それを理解して協力し合併症の発生を未然に防ぐ必要があります。

手術による合併症とは?

肺塞栓症は、1人/5000人で手術中動けないので血液の循環が悪くなり、下肢の静脈の中で血液が塊まり下肢静脈血栓症になることがあります。血栓が術後に回復した血流で流され肺につまり呼吸困難になるなど危険があります。予防のために術中はフットポンプを装着して血流を促し、術後は早い段階で足関節や足指の自動運動を行い下腿に血液が滞らないよう弾性ストッキングを装着して頂きます。

細菌感染は、1人/100 人で術後に傷口が化膿することがあります。抗生剤の点滴や再手術(関節内の洗浄)が必要になります。

複合性局所疼痛症候群(CRPS)は、外傷や手術後に損傷のレベルに合わない強い痛みを引き起こす場合があります。疼痛のメカニズムが狂うことで起こるとされていますが、はっきりした原因は解明されていません。治療法も確立されていないため、根本的な治療法がなく痛み止めなどの対処療法しかできません。後遺症として長期にわたり痛みなどを伴います。

術後拘縮は、手術と術後一定期間の安静を要するため、全ての方が術後に関節の可動域(足首の動き)が制限されます。

神経麻痺は、皮膚の切開した周囲に神経障害みられることがあります。

再断裂は、縫合したアキレス腱の強度が不十分な時期(術後2ヶ月~3か月以内)、アキレス腱の強度が回復した後でもアキレス腱の牽引ストレスが過剰にかかる環境だと、再断裂のリスクが高くなります。

創癒合不全は、体質や栄養状態・縫合糸に対するアレルギーが原因で手術創が治りにくい状態や、ケロイド体質で手術創がケロイド状に肥厚する。歯槽膿漏や虫歯がある場合、術後の創部感染の原因となることがあります。

 

やっぱり予防が大切!切れない方が良いに決まっている

アキレス腱は切れないことが一番良いので予防を心がけよう!

アキレス腱断裂の原因は加齢や運動のオーバーユースでアキレス腱が劣化(退行性変性)で弱くなり、そこに瞬間的に強い力が入った時です。

アキレス腱が弱らない状態(柔軟性)に回復させれば、切れるリスクは減っていきます。

アキレス腱炎を起こしたら、適切な治療を受けてケアしましょう。日頃からアキレス腱のストレッチをすることをお勧めします。

当整体院が伝えている「腰の問題」も、解決しておくことをお勧めします。腰が悪いことで、アキレス腱に伝わる筋肉群が過緊張して、牽引ストレスを発生させるため腰も不調は解決しましょう。

 

アキレス腱断裂は後遺症で悩む!

アキレス腱断裂は治癒後の腫れ痛みなどで悩むことが多い。

一般的には、アキレス腱は手術療法で治療していきます。アキレス腱を切ったら病院へ行くため、病院では保存療法ではなく手術療法が主流だからです。

私が思うことは、保存療法より手術療法の方がアキレス腱の後遺症が起こりやすと思います。なぜなら、損傷部位にメスを入れるため傷をつけるからです。術後の癒着も広範囲になり、入念なリハビリをしないと腫れや痛みに悩まされます。

手術では癒着を起こしやすいポイント

術創部の皮膚や下腿筋膜間と縫合部と滑液鞘(パラテノン)間で起こります。その他では、アキレス腱付着部付近と脛骨の間にある脂肪組織(kager’s fat pad・足趾屈筋群・滑液包)なども癒着を起こします。癒着を起こすと滑走性障害が起こり回復しても、痛み腫れ違和感に悩まされます。

 

【図解】アキレス腱断裂の後遺症マッサージ

アキレス腱のマッサージは、長く時間をかけると継続できないのでポイントを絞ってアプローチすることで、短時間で終わるようにしましょう。このマッサージ法は良くなるまで継続してください。最初はコツがつかめず時間は掛かるのですが、慣れてくると15分程度で終わります。

アキレス腱を押す押圧法で血行促進

押す(押圧)マッサージのポンプ作用で血行促進。

アキレス腱のマッサージ 写真のように足を置き、両母指を使って矢印のように押したり離したりして、ポンピング作用を30回程度行います。

作用としては血管を圧迫と解除を繰り返すことで、血流が勢いよく流れていくイメージです。

アキレス腱の癒着をはがして滑りやすくする

アキレス腱を左右前後に引っ張って癒着を取り除く。

アキレス腱の引っ張る(牽引) このマッサージ法は私独自の考案で、アキレス腱を痛めた後に起こる腱の癒着を取り除いていきます。左右前後に腱を引きはがすイメージで行いましょう。

回数は、左右10回、前後に10回と決めて行うと良いです。癒着の状態で、それ以上行っても良い場合があるので入念に行ってください。

アキレス腱と繋がるふくらはぎもほぐしす

アキレス腱につながるふくらはぎを緩めてください。

ふくらはぎのマッサージ法 アキレス腱につながるふくらはぎ(腓腹筋・ヒラメ筋)を、ほぐして緩めることでアキレス腱への牽引ストレスを軽減させます。アキレス腱を痛める方はふくらはぎの肉離れを起こしやすいです。

詳しくは、ふくらはぎのマッサージ法をご覧くださいませ。

アキレス腱はお尻(殿筋)からストレッチしていく

アキレス腱のストレッチは、お尻の筋肉から伸ばすのが効果的。

臀筋ストレッチ アキレス腱の痛みはお尻の筋肉からストレッチを行うと効果的です。アキレス腱腱はふくらはぎ・ハムストリング(もも裏)・臀部(お尻)に繋がります。

写真のように、痛めているアキレス腱の足を片方の足にクロスさせて、両手で膝を持ち自分の方に20秒~30秒ぐらい引き付けます。

ハムストリング(大腿部裏)も伸ばす

ハムストリングスも伸ばしていきます。

ハムストリングのストレッチ お尻の筋肉が伸びたらハムストリング(大腿部裏)をしっかり伸ばしていきましょう。アキレス腱を痛める方はここがとても硬くなり、肉離れの経験をした方が多いです。

仰向けに寝転んで、膝の裏を両手で離れないようにしっかり把持します。写真のように伸ばして曲げてを5回~10回行いましょう

ふくらはぎをストレッチさせてアキレス腱を伸ばす

最後はアキレス腱を伸ばしたり縮めたりストレッチします。

アキレス腱のストレッチ お尻(臀部)・ハムストリング(大腿部裏)を十分に伸ばした後は、最後にアキレス腱を伸ばします。

アキレス腱を伸ばしたり縮めたりして、ストレッチでアキレス腱への伸張作用を高めていきます。足首曲げ伸ばしを5回~10回程度行うと効果的です。

 

【動画】アキレス腱断裂の後遺症マッサージ

 

どのくらいで回復するのか?

アキレス腱の断裂は完全復帰まで6ヵ月は必要です。

手術でも保存療法でも完全に復帰できるまでは半年は時間が必要です。完全復帰とは、健康な時の状態をイメージしてください。

受傷から2か月~3か月の間は再断裂のリスクが高いので、無理に強い力が加わらないように注意しましょう。

 

やってはいけないことは?

アキレス腱断裂は再断裂を気を付けることが大切です。

アキレス腱を断裂してしばらくは安静しかできません。アキレス腱が修復されるまでは無理はしないでください。

治療から3か月は焦って、無理にダッシュしたりジャンプして再断裂させないようにしてください。3か月以降から徐々に負担を上げていきます。

重いもの持ち移動したり、階段を素早く登る降りるなどは注意が必要です。急な動きにも注意してください。

アキレス腱が癒合して強度が向上したら、速やかにマッサージやストレッチで柔軟性を回復させましょう。

 

よくある質問(Q&A)

よくある質問

数年前にアキレス腱を断裂してから痛みと腫れが続いています。

解答

アキレス腱を断裂してから数年も、腫れと痛みが残る後遺症に悩まされている方は多くいます。

この原因としては慢性痛の病態が発生していて、血行不良により浮腫みが腫れの原因です。痛みは、血行不良が起こると発痛物質が生成されて、それが痛みの原因です。

また、癒着しているため滑走障害があり、すべりが悪く組織同士が引っ張られたり、摩擦したりしている可能性も考えられます。

この場合は、入念なマッサージとストレッチで血行不良と癒着を改善させると、浮腫みによる腫れが改善されて、痛みの原因である発痛物質の生成もなくなります。

 

手術で治しましたが後遺症で悩んでいます。

解答

手術のデメリットして傷跡が残ることと、メスを入れることでアキレス腱以外の組織も傷痕となり癒着を起こし、腫れと痛みが長引くことが挙げられます。

後遺症の症状としては、アキレス腱の左右差がでて太く硬くなり伸縮性が低下します。内部では癒着も起こっています。

適切なケアをしないと、数年も後遺症に悩まされている方もいます。当整体院に来られる方も、後遺症で悩んでいる方が多く来られます。

アキレス腱の後遺症は、入念なマッサージとストレッチを組み合わせて行うことが重要です。

アキレス腱の治癒に適したマッサージとストレッチは、当整体院で指導していますので気軽に御相談下さい。。

 

反対のアキレス腱も痛くなりましたが、また切れますか?

解答

稀に右足を数年前に断裂してから、逆の足を断裂する場合があります。

この理由としては、一度切った側の足には体重をかけないように庇うことで、逆の足に負担が多くかかるためと考えています。

アキレス腱を断裂する方は、片方だけがアキレス腱の柔軟性がなくなるわけではなく、両方に起こっています。より負担がかかる側が切れると考えています。

右足のアキレス腱断裂を起こした方は、左も切るかもと用心してセルフケアを行っていくことをお勧めしています。

 

一度切れたアキレス腱はまた切れますか?

解答

一度切れたアキレス腱は何度も切れるか心配している方が多いようですが、適切なケアをしていけば再度断裂することはないです。(まったく再断裂の危険は低いが無いわけではないので注意は必要です。)

断裂した逆の足を切る方の方もいるので、アキレス腱の状態は良くしておくことをお勧めします。

後遺症としてアキレス腱の腫れや痛みが長期続く場合は、再度切る可能性があるの注意しましょう。

アキレス腱を切った後でも柔軟性を高めるセルフケアを行うことで、リスクは避けられると伝えています。

 

アキレス腱断裂で手術しないで治す方法はあるんですか?

解答

アキレス腱断裂の保存療法 アキレス腱断裂を手術以外で治療する方法はあります。保存療法で行う方法で、切れたアキレス腱を近づけて癒合を待ちます。完全復帰まで6か月は必要です。

保存療法のメリットは、入院はしないで治せることです。手術では1週間~2週間は入院するので仕事を休まなくてはなりません。

治療の計画としては、受傷時(~7日以内)に足首の固定を行います。2週間後に足首の角度を調整して固定します。さらに2週間後に足首を軽度底屈位で固定します。治療から1か月後から足首は90度に包帯と装具のみで固定します。治療から2か月後からは、ゴムチューブ運動や荷重訓練を行います。治療から3か月後からはアキレス腱の強度が高まるので、徐々に軽いジョギングなどで負担を上げていきます。治療から5か月後は復帰に必要な強度を目標にトレーニングしていきます。

手術療法でも保存療法でも復帰までの過程は同じですが、保存療法の方が後遺症になりにくいと思います。

 

手術をすると入院しますか?仕事の復帰までどのくらいかかりますか?

解答

手術をするとしばらくは足を着けないため、入院は1週間~2週間(中には3週間)です。

完全復帰までの治療には6か月程度必要で、2か月以降ぐらいから癒合したアキレス腱の強度が上がるので、3か月以降は軽いジョギングは出来るようになります。

 

アキレス腱断裂のリハビリは痛いですか?どこで行いますか?

解答

アキレス腱断裂の治療後にリハビリを行いますが、病院でも対応している所はあります。しかし、マッサージが少なくストレッチや荷重訓練・歩行訓練などの指導がメインで行われます。

私のお勧めは、整体院で手技に力を入れてる場所が良いです。ただ技術に差があり、足の専門や足に詳しい整体院を選びましょう。

一般の方は整体院は、どこも同じと思っている方が多いように思います。整体院でもリラクゼーション系や治療系か、治療系でも得意な症状があることを知ってください。

例えば、当整体院は足の専門で行っています。足の整体については10年以上の経験を持ち、色々な症状を経験しているので対応が可能です。

整体院でも肩が得意なところや、自律神経などを得意としている場合は、足の問題には少し弱い場合があります。

しかし、ホームページではどんな症状でも対応可能と書いてある場合があり、通ってみて「がっかり」なんてことも多いようです。

 

アキレス腱断裂したら整骨院や整体院ですか、病院ですか?

解答

アキレス腱を断裂した場合は、ほとんどの方は病院へ行きます。

整骨院や整体院に行かれる方もいますが、保存療法を希望の場合は良いと思います。中には病院で検査した後に手術を勧められても、保存療法を選択する方もいるので、最初は病院に行かれてMRIなど検査を受けてから、保存療法か手術療法家を選んでも良いと思います。

アキレス腱断裂で治癒したが、後遺症的な状態で痛み腫れがある場合は、病院よりも整骨院や整体院が良いでしょう。病院では断裂後の腫れや痛みに対しては、湿布や痛み止めなどで「様子をみましょう」と言われます。

リハビリも行う病院がありますが、マッサージはあまり行わずストレッチなどの指導が主であるため、通っても改善しない方が多いです。

アキレス腱断裂の後遺症は、マッサージとストレッチを入念に行うことが重要です。その点では手技に力を入れている施設を選びましょう。

 

アキレス腱断裂の後に注意したい生活動作はありますか?

解答

アキレス腱断裂を起こした後に後遺症として、痛みと腫れが取れずに悩んでいる方が多いともいます。手術をした方は癒着もあるので生活も注意が必要です。

日常生活で注意したい動作は、急なダッシュや階段の駆け上りや駆け下りです。高いところから飛び降りる動作も危険です。

だからと言って気にしすぎては生活が出来ないため、私がおすすめしていることは、アキレス腱の伸縮機能が高まるセルフケア法を日々行い、癒着を改善させて滑走障害を取り除きましょう。

日々アキレス腱の柔軟性を高め滑走が良ければ、突発的にダッシュしても再断裂の危険が少なくなります。

セルフケア法を行っていると、アキレス腱への血流が改善されて、硬くなった腱組織に柔軟性が戻り再断裂しにくくなります。

結論を言うと、柔軟性が低下した状態では日常生活でも再断裂の危険生が高く、セルフケア法で柔軟性と滑走性を、回復させれば安全に生活ができます。

 

アキレス腱断裂後に効果的なストレッチを教えてください。

解答

アキレス腱断裂後のストレッチ法は写真のような方法があります。

その中でも、私がお勧めしているストレッチ法は、足首の屈曲(曲げる)と伸展(伸ばす)を繰り返して、アキレス腱を伸ばす縮める刺激を与えることです。

もう一つは、ゴムチューブを使用してのアキレス腱の伸張ストレッチです。

この効果は、足首伸ばすときにふくらはぎの筋肉が縮み、その作用によりアキレス腱に伸張ストレスがかかります。

足首を曲げてアキレス腱を伸ばすのと違い、より歩く動作に近い負担をアキレス腱にかけられるので、競技の早期復帰のためには欠かせないストレッチ法です。

アキレス腱のストレッチ

アキレス腱を伸ばす

アキレス腱ストレッチ

アキレス腱を縮める

ゴムチューブ運動

抵抗をかけ伸縮運動

 

関連ページ

最新の記事など更新しました。

  1. 【慢性疼痛】アキレス腱炎の原因と治療法を徹底解説
  2. 【簡単】アキレス腱の痛みのマッサージ法を図解と動画で徹底解説
  3. 【必見】中高年に多いアキレス腱断裂で切れる前兆を知って予防する方法

 

アキレス腱断裂の後遺症での受診の流れ

カウンセリング
カウンセリングアキレス腱痛を引き起こす原因を見つける為に質問をいたします。
アキレス腱の整体
アキレス腱の整体アキレス腱をほぐして、動きを良くするために整体で調整します。
セルフケアの指導
アキレス腱のセルフケア指導早く改善させる為に、自宅でアキレス腱セルフケアをご指導します。
次回の来院日指導
次回来院の指導早く効果を出すために、最適な来院時期を御提案いたします。

 

【詳細】アキレス腱断裂の後遺症の整体法

アキレス腱断裂後の痛みを素早く改善するための整体法が特徴です。

マッサージとストレッチを組み合わせて、独自の調整法を交え痛みを早急に緩和させていきます。

当院整体院の特徴としては、アキレス腱断裂と関係している腰(骨盤)の整体を同時に行うことで、効果を高めています。

アキレス腱のマッサージとストレッチと骨盤矯正が決め手!

マッサージ

アキレス腱をマッサージでほぐして緩める。

ストレッチ

脚裏の筋肉をストレッチで伸ばして緩める。

骨盤矯正

骨盤と腰椎下部を矯正をして調整する。

 

アキレス腱断裂後遺症に骨盤(腰)の整体が必要な理由

アキレス腱炎の検査法 当整体院の特徴として、アキレス腱断裂の後遺症の痛みに腰(骨盤)の整体も行うことです。理由はアキレス腱断裂する方は、ふくらはぎやハムストリングスの筋肉の緊張が強くあり、アキレス腱を常に牽引して負担をかけます。

その原因には、腰から脚に向かう神経が腰の部分で圧迫されて、筋肉を緊張させます。アキレス腱断裂の後遺症でも腰(骨盤)の整体は欠かせません。

 

アキレス腱断裂の整体料金と予約方法

当院は一人一人丁寧に整体を行うために、完全予約制になっています。メールフォームからの予約は、初見料の部分を一部割引していますので、是非ご利用ください。

決算方法

 

初回割引はネット予約フォームがお得

初回費用 12,100円
※内訳:初見料3,300円+施術料8,800円

初回費用12,100円を9,900円で受けられます。

【初回割引予約フォームはこちら↓

初回割引予約フォーム

 

さいたま中央フットケア整体院の紹介

整体院の画像

 

診療時間
9:00〜18:00
18:00〜21:00

火曜・金曜は夜間診療21:00まで可能
祝日は休診、完全予約制

信頼される理由【全国から来院】【口コミ評価4.6】【25年の臨床経験】

院長と美智子先生 〒338-0013
埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-17-13
電話)048-789-7743
定休日:月・木・祝日
火・水・金・土・日:9:00~18:00
火・金は夜間営業18:00~21:00

南与野駅(西口)下車、徒歩8分 ※わからない時は電話をください。
詳しくは、 アクセスページをご覧くださいませ。

3つの強み

 

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