種子骨障害(種子骨炎)とは、原因と症状、改善に予防|さいたま中央フットケア整体院
種子骨障害(種子骨炎)とは、原因と症状、改善に予防
種子骨炎は種子骨障害とも呼ばれ、親指の付け根の関節下(足裏側)の種子骨という骨を傷める症状を言います。
炎症を伴う場合は種子骨炎といい急に痛くなる。また炎症は無いが痛い場合は種子骨障害と区別します。
悪化すると骨折を伴う場合もあり、慢性的に痛みで運動に支障が起こります。
原因としては、靴の問題が多く合わない靴(きつい靴)が発症の起因になりますが、一度傷めると、裸足や靴を変えても痛みが続き悩まされます。
また、外反母趾や偏平足・開帳足・ハイアーチ(甲高)・浮指なども関係していることも多いと考えます。
種子骨の痛みは、急性痛(炎症を伴う痛み)という痛みを発症した初期にケアすることが大切で、慢性痛(炎症を伴わない痛み)では回復に時間がかかるため、早期ケアを呼びかけています。
あなたが半年以上も種子骨の痛みで悩んでいるのであれば、当整体院で種子骨に特化した整体法で改善のお手伝いをしますので、お気軽に御相談下さい。
種子骨障害と種子骨炎は違う?
種子骨障害とは、足の拇趾の足裏側に2つの種子骨があります。赤丸の部分が色々な原因で圧迫や摩擦で刺激され、炎症を引き起こし痛みで歩けなくなります。
種子骨障害と種子骨炎は、どちらも足の親指の付け根にある種子骨に痛みが起こるのですが、少し異なる点があります。
1-1.種子骨障害とは?
種子骨障害は、種子骨に関連するさまざまな問題を総称したものです。これには、種子骨の骨折、脱臼、骨壊死などが含まれます。主な原因としては、外傷や過度の負担、先天的な異常(分裂種子骨)などがあり、症状には、痛み、腫れ、歩行時の不快感などがあります。
1-2.種子骨炎とは?
種子骨炎は、種子骨やその周囲の組織に炎症が起こる状態を指します。原因としては、繰り返しの負担やオーバーユースが主です。特にスポーツによるランニングやジャンプなどの動作、ヒールをよく履く、先のきつい靴、底の薄い靴などで発生しやすいです。症状には、種子骨障害と同しように痛みや腫れがあり、主に炎症による熱感や赤みが特徴です。
まとめ
種子骨障害は、種子骨に関連する広範な問題を指し、種子骨炎はその中でも特に炎症に焦点を当てた状態です。どちらも適切な診断と治療が必要ですので、症状がある場合は早めに医師に相談することをお勧めします。
2.種子骨障害と種子骨炎の症状の違い
歩く走る際に、蹴り出すときが痛い
この症状は、繰り返すことが多く予防が大切です。靴底の薄い、ヒールなど履くと痛みが増悪して、しばらく歩くことが辛くなります。
患部は熱を持ち、押すと痛みが強くでます。親指を反らすと痛みが出て、熱感や赤く腫れる症状も見られます。
2-1.種子骨障害の症状
2-2.種子骨炎の症状
種子骨炎は、足の親指の付け根にある種子骨やその周囲の組織に炎症が起こる状態です。以下は主な症状です。
3.種子骨障害と種子骨炎の原因
種子骨障害が発生する原因とメカニズム
繰り返す負担が原因ですが、時々スポーツ活動で強く打ち損傷することも原因となります。
ダンサー、薄い靴で硬い場所を良く歩く、浮指、ハイアーチ、ハイヒールを好んで履いているなど種子骨に直接のストレスが原因です。
3-1.種子骨障害の主な原因
種子骨障害は、以下のような原因で発生することが多いです。
3-2.種子骨炎の主な原因
種子骨炎は、以下のような原因で発生することが多いです。
4.種子骨障害や種子骨炎の病院での治療は?
種子骨障害や種子骨炎の治療は、まず保存療法から始めることが一般的です。症状が改善しない場合や重症化した場合には、手術が検討されることがあります。早めに医師に相談し、適切な診断と治療を受けることが重要です。
4-1.保存療法
4-2.手術療法
保存療法で改善が見られない場合、手術が検討されることがあります。主に、種子骨を摘出する手術が行われます。手術は関節鏡などを用いて侵襲性を抑えた方法で行われることが多く、術後は一定期間患部を安静にすることで日常生活に支障を来すことはほとんどありません。
5.種子骨障害や種子骨炎の予防法
予防法を実践することで、種子骨障害や種子骨炎のリスクを減らすことができます。もし症状が現れた場合は、早めに専門に相談し、適切なケアを受けることをお勧めします。
5-1.適切な靴の選択
足に合ったサイズや形の靴を選び、圧迫や摩擦を避けることが重要です。クッション性の高い靴を選ぶことで、足への衝撃を緩和します。
5-2.インソールの使用
インソールを使用して足底の圧力を分散させることで、種子骨への負担を軽減します。特にオーダーメイドのインソールは効果的です。
5-3.ストレッチと筋力トレーニング
足底筋やふくらはぎのストレッチを行い、柔軟性を向上させます。体幹筋や臀部筋を鍛えることで、足にかかる負担を減らします。
5-4.活動の調整
長時間の立ち仕事や激しい運動を避け、適度な休息を取ることが大切です。痛みや違和感を感じた場合は、早めに活動を中止し、足を休めるようにしましょう。
5-5.適切なウォームアップとクールダウン
運動前後にしっかりとウォームアップとクールダウンを行い、筋肉や関節を準備します。
種子骨の痛み整体コースご紹介
急性痛(急性期)と慢性痛(慢性期)では対応が違うため注意が必要です。
どこへ行っても何をしても、改善しない「どうしよう?」
足指が慢性的に痛いしびれる。歩いていると痛くなる。
拇趾の付け根痛がひどく靴が履けない、歩けない。
拇趾の付け根が赤く腫れて痛くて歩けない。
じっとしているときも痛く熱い感じがする。
靴が合わずに我慢していたら、他の靴も履けなくなった。
急性期(急性痛)の対応
急性痛は炎症が伴うため、基本的にはアイシングと固定です。固定と言ってもがっちり行うのでなく、テーピングやクッションを利用して安静状態を保ちます。炎症は、1週か程度で消失するため、その後は慢性痛のケアに移行します。
炎症があるのでマッサージなど刺激は与えないように!
痛む部位をビニール袋の氷水で冷やします。
中足骨を痛みが無いように軽く調整します。
患部に負担をかけないように保護します。
慢性期(慢性痛)は炎症後の後始末的な対応が必要
炎症後は、周辺の組織が硬くなり血行不良を起こしますので、マッサージやストレッチで積極的に動かしていきます。ただ、いきなり強い刺激で行うのでなく、徐々に上げていきます。
当院の施術の特徴は、症状に特化した技術で部位全集中で行います。理由は早く確実に改善させるためです。
マッサージ・ストレッチ・足裏アーチ矯正で根本解決
足裏の筋肉をマッサージでほぐして緩める。
足指の筋肉をストレッチで伸ばして緩める。
足裏のアーチ矯正でつま先の負担を減らす。
足を専門に行ってきて、足の痛みに対応した技術は一通り学んできました。そして、臨床経験の中から独自の調整を見つけて、従来の技術と理論に独自の技術と理論を掛け合わせて、皆様の痛みの解決をしています。さらに研究して早く改善させることにも成功しています。
整体コースの流れをご紹介します。根本の改善を目指して入念な施術と、再発予防のための自宅でできる簡単なセルフケア法の指導を行います。
マッサージで種子骨障害の周辺をほぐす
慢性化した種子骨障害での母指球の痛みは、慢性痛の悪化のメカニズムを起こしています。
浮腫み、発痛物質の発生と停滞、そして時々痛みが強くなる症状をマッサージにより改善させます。
ストレッチで足の親指の動きを回復
マッサージでほぐした後は、動きを回復させるためにストレッチで動かして行きます。
母趾球(親指付け根)が固まっているため、ゆっくり一つ一つの関節を動かしていきます。
足裏アーチ矯正で足指の機能を回復
足裏のアーチ矯正も同時に行います。種子骨障害や足の痛み不調で悩む方は、足裏のアーチが崩れています。
踵骨、土踏まずの骨などポイントになる部分を丁寧に調整していきます。
クッションテープ法で種子骨障害の負担除去
足先は歩行時に必ず負担がかかる部分で、庇いながら歩くことが難しく、どうしても負担がかかります。
負担を一時的に抜くために、足指付け根の足裏部分にクッションを入れたテーピングを施します。
セルフケア法の指導で改善スピードアップ
自宅で出来るセルフケアで足指の機能を改善するケア法を指導します。セルフケアを行うことで改善のスピードが速くなります。
種子骨障害でやってうはいけないこと
種子骨障害の方が、注意したい日常生活動作があります。正しい動きをすることで慢性痛も改善できます。
つま先を立てた作業は、痛くない方の足で行う。
硬い床を裸足で歩くのでなくスリッパを履く。
大股歩きはつま先に負担がかかるので注意。
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種子骨の痛み整体コースのご案内
監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)
「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。
日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。
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