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モートン病って何|さいたま中央フットケア整体院

筆者:冨澤敏夫(柔道整復師)N2023-03-14 R2023/8/21

モートン病って何

歩くと足指や付け根が痛い痺れるなど感じて、靴が履けない、体重がつま先にかかると痛くて歩けない、といった不都合を感じたことはありませんか。

その症状は、「モートン病」の可能性が高いです。

モートン病とは、足指へ流れる神経が、つま先付近で神経血管を圧迫されることで痛みが起こる疾患です。

つま先が細く圧迫されるハイヒールなどを頻繁に履いている方や、つま先を反らし他姿勢を長時間とる作業をする方が起こりやすいです。

モートン病を放置する方が多く、その理由に「痛みがひどい時と楽な時がる」ことで、本腰を入れてケアをする方が少ないため、悪化して改善が遅れる方が多いと感じています。

このページでは、モートン病でお悩みの方が知りたいことをQ&A方式でお答えして、モートン病は適切なケアをすれば改善することを知って欲しいです。

 

目次

  1. モートン病って何?
  2. よくある質問
  3. Q:モートン病の症状はどんな感じですか?「これモートン病?」
  4. Q:モートン病は右が痛くなったら左もなりますか?
  5. Q:モートン病なのか確認するにはどうしたらいいですか?
  6. Q:病院での治療と、整体院などの治療ではどちらがお勧めですか?
  7. Q:モートン病は自然治癒しますか、どのくらいで治りますか?
  8. Q:モートン病ではないと言われたのですが、他に考えられることは?
  9. Q:モートン病は一度治っても、再発すると言われましたが本当ですか?
  10. Q:モートン病の治療期間について教えてください。

 

モートン病って何?

モートン病とは、足指の中指と薬指や付け根に痺れや痛み、熱を感じることもある症状が特徴的です。

モートン病は女性に多く見られ、ハイヒールなど足先の細い靴を我慢して履く方や、つま先を反らした姿勢を長時間とることが多い方に多い疾患です。

モートン病と他の疾患を鑑別するために下記のテストをします。

  • つま先立ちで症状が再現されるかテストする。
  • 指先の付け根を親指と人差し指で圧迫する検査(Mulderテスト)で痛みや痺れが誘発されるかテストする。
  • 痛む部分を叩いて指先へ痛みが放散するか(ティネルサイン)テストする。

レントゲンでは写らないことが多く、MRIで詳しく調べることもあります。

 

よくある質問

モートン病で悩む方が、早く改善されるように心配が解消されることを願います。我慢しないで早くケアをすることが大切です。

 

Q:病院へは通っていませんが、モートン病なのか不安です。

モートン病はとても痛みが強く、つま先立ちや指で押すと「ズキーン」とします。

指先がしびれた感じや、モヤモヤした感じは血行不良などの問題が考えられるので、モートン病との鑑別では、痛みを指標にした方が良いです。

冷えやすい、足指が動きにくい、足裏に何かついている感じがあるなどは、モートン病よりも血行不良を疑います。

 

Q:モートン病は治ることはあるのですか?

私は医師ではないため「治る」「治療」という言葉は使えませんが、適切なケアをすれば必ず改善します。

その根拠は、モートン病になる方の特徴として、足指の使い方が良くないことがあるので、足指の動きを改善させれば原因を改善できるので「改善する」と伝えています。

ただ、モートン病の発症の起因は「足に合わない靴」があるので、この環境を気を付けることが挙げられます。

 

Q:病院でモートン病と診断されるにはどんな検査をしますか?

つま先をグーっと挟み込むように握ると、痛みやしびれが誘発されます。これは、モートン病の仮神経腫が障害となり神経と血管を圧迫することで起こります。

レントゲンではわからないので、MRIなど検査を行うことも有効です。

 

Q:病院と整体院ではどちらが良いですか?

病院での治療法は、どこへ行っても同じような方法で行われると思います。病院で改善されないと悩むのであれば、整体院など病院で行わないような方法を試すことをお勧めします。

病院での治療法

病院での治療法としては、軽度であれば保存療法で注射や痛み止め服用などで、経過を観察していきます。

足底板(インソール)なども対応している病院もあります。最近では体が衝撃波や運動器カテーテル治療なども行う病院があります。

効果には個人差もあり、100%はないためドクターと相談しながら治療を行っていくと良いでしょう。

重度になると、手術療法が適用される場合があります。

当整体院での整体法

整体院での対応とは、病院と違い手術療法は出来ませんが、保存療法の分類での手技療法の研究は進んでいます。

整体院は保険診療でないため、1回の整体料金が高いと思うかもしれませんが、一人の患者様に対して入念なケアが出来るので、結果的には病院へ行くよりもトータル的には安くなると思います。

整体院ごとに整体の内容は違いがありますが、共通する手技としてはマッサージやストレッチです。プラスαとして「整体院ごとに独自の調整法」があるのかと思います。

例えば当整体院では、入念なマッサージとストレッチに加えて、足裏のアーチ矯正と足指の機能向上を目的とした調整を行います。

そして、自宅で簡単にできるセルフケア法など指導もして再発の防止を指導するほか、痛みを感じないような環境を作ることで、早期回復を目指しています。

 

Q:モートン病を自分で治す方法はありますか?治せますか?

私はモートン病は自分で治せると思っています。ただし適切な方法で行わないと逆効果で、悪化の恐れがあるのでプロにアドバイスをもらって行うことをお勧めします。

当整体院で指導するモートン病のセルフケア法は、とても効果的なためセルフケア法を記載しているページがあるので参考にしてください。

この方法を記載しているページがあるので参考にしてください。

詳しくは「足指運動法」を参考に!

もう一つは、歩いたり立ったりした時に患部に過剰な圧力がかからないように、クッションを貼るケアを紹介しています。

詳しくは「クッション法」を参考にしてください。

その他では、靴の選び方や履き方に注意しましょう。

 

Q:モートン病は自然に治ったりすることはありますか?

モートン病は自然に治ることは無いと考えています。一度痛めると自然治癒は難しいかと思います。

自然に治癒するとしたら、その症状はモートン病ではなく一時的な靴の圧迫や血行不良的な症状であったと考えた方が良いでしょう。

モートン病になる過程で、繰り返すつま先の圧迫などです。

繰り返す前に靴の圧迫を受けていた靴を変えて、つま先に圧迫を受けないようにした対処が早かったなど考えられます。

 

Q:モートン病に似た症状はありますか?

モートン病に似た症状が出る疾患として下記のようなものがあります。

フライバーグ病(Freiberg病)

フライバーグ病(Freiberg病)は、第2趾(親指の隣の指)の付け根の骨が壊死する病気です。これは若い方に多く、特に女性に多い疾患です。

中足骨疲労骨折

中足骨疲労骨折は、ランナーなど過度な運動をしている方に多く、中足骨に不全骨折(ヒビ)が入り痛みと腫れが起こります。手の親指と人差し指で上下(足裏側と甲側)から挟むように押すと痛みが出ます。

リウマチ

リウマチなどにみられる中足骨頭間滑液包炎は、足の付け根の骨の間に生じる滑液包に炎症が起こり発症します。

足根管症候群

足根管症候群は、足根管というところを通る足の指先に向かう神経が、物理的に圧迫されて痺れや痛みが起こります。この場合、圧迫を受けている部分を押すと足の指先に痛みや痺れが放散します。

糖尿病性神経障害

糖尿病性神経障害は、糖尿病により末梢神経に障害が出て足の指先から足の裏を中心にしびれや痛みが起こります。これは、病気なため糖尿病を治療することが大切です。

 

Q:モートン病は再発を繰り返しますか?

他のサイトでは、「注射の治療でも7割ほどの人が症状がぶり返します。手術をしても20%〜30%のひとはふたたび神経腫が生じてしまいます」と記載されていました。

私がモートン病を繰り返す方を、診てきて言えることは「再発したということよりも、しっかり治っていなかった」と考えた方が良いかと。

しっかり治して、再発しないように靴に気を付ければ大丈夫です。

 

Q:モートン病はどのくらいで改善しますか?

当整体院では、3週間以内に改善の兆候があらわれています。ただ個人差(症状や治す心構え)があります。

特に注射を何度も行い再発している方は、治りにくいと考えてください。

当整体院の1例

1回目の来院で、痛みや治らない原因をカウンセリングで特定します。触り動かして状態を確認していきます。状態に合わせた整体で施術して最後はセルフケア法を指導します。

2回目の来院では、1回目の整体の効果を確認して、新たに整体してセルフケアの指導を行います。

その後、3週間程度はメールで経過の確認をしながら、改善する時期を待ちます。もし改善していれば終了ですが、うまく改善されていない場合は再度来院をお願いします。

平均の来院回数は2.5回で、二人三脚でモートン病の改善を行うため来院数が、少なくて済むのが特徴です。

 

まとめ

モートン病は放置が一番良くない事です。早期ケアが早期改善につながりストレスのない日常生活が送れます。

当整体院では、平均3回以内に改善へ導く整体法と、モートン病に良いセルフケア法を御指導しています。

自宅で予防改善できる知識と方法を伝授いたします。悩んでいないで、足の痛み不調に強い「さいたま中央フットケア整体院」にお任せください。

 

モートン病の整体のご案内

 

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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)

院長:冨澤敏夫の画像 「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

詳しくは、ごあいさつページを御覧ください。

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