HOME >膝の整体コース >膝の痛み【変形性膝関節症】は整体で治るの?プロの整体師がお答え!

筆者:冨澤敏夫(柔道整復師)R2023/2/9 T2023/5/12

膝の痛みの変形性膝関節症は整体で治る?プロの整体師が説明

膝に痛みには、いくつかの疾患や怪我の可能性があります。その中でも主な疾患を痛み改善のプロの整体師が徹底解説。原因と症状、特徴と治療を知りたい方は必見。あなたの症状や疾患に当てはまるものがあれば、記事へのリンクをクリックして詳細をお読みください。。

目次

  1. 変形性膝関節症って何?原因は?
  2. 変形性膝関節症の病態
  3. 変形性膝関節症の治療方法
  4. 膝痛が整体で自然治癒するのか?
  5. 病院(クリニック)と整骨院(接骨院)と整体院の違い

 

変形性膝関節症って何?原因は?

加齢や激しい動きで、膝のクッション(関節軟骨)がすり減り、関節の変形が負担となり関節内に炎症が起きます。症状は膝が変形したり疼痛(痛み)や腫脹、急性では熱感を生じる炎症反応があります。。

原因には大きく分けて、一次性(明らかな原因がない)と二次性(病気やケガなど原因があきらか)となります。

一次性の具体例では、重い物を運ぶ仕事の方や階段を頻繁に登り降りする方、しゃがむ動作が多い方、加齢により膝の筋肉が低下を起こしている方、骨粗鬆症・肥満などが挙げられます。

二次性では、関節リウマチ・化膿性関節炎・神経病性関節症・滑膜性骨軟骨腫症・大腿骨顆部壊死などの病気が原因になります。

まずは、整形外科など医療機関を受診して原因が一次性か二次性か診断を受けることをお勧めします。

 

変形性膝関節症の病態

さまざまな原因から関節軟骨がすり減り関節が変形して角度が変わり関節を覆う関節包の内側の滑膜が刺激されて炎症を起こします。

炎症(熱)を引き起こすと、関節内に水(関節液=滑液)が分泌されます。これは治すために起こる生体反応で正常です。

水(関節液=滑液)が、多すぎると関節内圧が上がり痛みが増加します。それがひどい場合は水を抜く選択肢もありだと思います。(頻繁には注意が必要です。)

重症度のレベルがあり、進行期になると関節に骨(骨棘)が形成され、関節面の形が変わるため、O脚になったりと形が変わってきます。

痛みが出る理由は、軟骨がすり減ったから痛いのではなく、すり減った軟骨が滑膜を刺激して炎症を引き起こすので痛みが出ます。

 

変形性膝関節症の治療方法

当整体院では、膝の治療には膝関節痛コースで対応します。

変形性の関節は、痛み・動き・筋力の改善にアプローチした整体法が必要です。

痛み改善に対するアプローチは、マッサージとストレッチで行います。この効果は、痛みのある部位は血行不良が起こり「慢性疼痛」の病態へと変化しています。

マッサージとストレッチで膝関節への血行を促進します。血流が良くなることで、慢性疼痛で起こる発痛物質を流してくれるので、痛みから開放されます。

次に、膝の運動療法で動きの改善にアプローチします。慢性疼痛を起こした関節は、浮腫んだような腫れた感じが起こり、曲げにくく伸ばしにくい関節になっています。運動療法で関節の可動域を回復させます。

最後は、筋力の回復を行います。長年の臨床経験から、筋力強化まで行わない治療は、中途半端な回復になり再発を引き起こす可能性が高くなります。膝上の筋力強化を行うことで、膝関節を守り再発予防に役立ちます。

変形性膝関節症は軽度、中度、重症などのレベルにより施術方針が変わります。

 

膝痛が整体で自然治癒するのか?

変形性膝関節症は、急に起こることではなく知らない間に、徐々に進行していきます。最初はすぐに痛みが回復したのに、なかなか回復しなくなるなどの症状が起こります。

自然治癒するものなのかを、プロの視点から説明させていただくと、それはある条件が重なった時だと思います。

例えば、重たい荷物を運ぶ仕事からデスクワークに変わったなどの、生活スタイルの変化で膝に負担がかからなくなったため膝の痛みが起こらなくなったと考えます。

これを自然治癒と呼んでも良いともいますが、根本の解決にはなっていないと思ってください。

私の考えでは、自然治癒にたことは起こっても、根本原因は解決していないため、整体で膝を整えることは必要です。

 

病院(クリニック)と整骨院(接骨院)と整体院の違い

膝の痛みで困っている方は、どこに行けば良いか悩んでいると思います。膝の症状により適した対応ができるところに行くほうが良いでしょう。

膝が急に痛くなった場合は、一度病院に行きレントゲンで検査して、他の病気がないかを検査しましょう。(例えば、骨肉腫・リウマチ・感染症など)

病気が見つからない場合は、運動器の疾患なので病院よりも整体院・整骨院に行かれた方が良いです。

整体院と整骨院(接骨院)の違いは、自費か保険かの違いや施術内容です。

実は整骨院(接骨院)での保険適用には、変形性膝関節症などの慢性痛は適応外なので、自費での施術を勧められます。

ただ、整骨院(接骨院)では頻繁な来院回数を勧められ、中に回数券を購入させられる場合もあるので、返金ができないなどのトラブルも聞くので注意してください。

私は整体院に行かれるのが一番良いと思います。

整体院では、施術内容も入念で行われるため効果の高い施術が期待できます。通院回数も多くなく、一度に支払う金額は多いですが、トータル的には安くなります。

本気で治したいと考えたら整体院が良いでしょう。

 

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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)

慢性痛の湿布 「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

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