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監修:冨澤敏夫(柔道整復師)N2023/1/5 R2023/10/24

タナ障害(滑膜ひだ炎)の原因と治し方、症状と予防法

タナ障害(滑膜ひだ炎)の原因と治し方、症状と予防法|さいたま中央フットケア整体院

タナ障害(膝滑膜ひだ障害=滑膜ひだ炎)とは、思春期から青年期に多い障害でもともと約50%の人に滑膜ひだが関節にはさみ込まれて、膝にある関節の内側にある滑膜ひだに炎症が起きてしまう障害です。

滑膜は膝の動きを滑らかにする滑液という液体を生成している膜で、ここに炎症が起きてしまうと、膝をスムーズに動かすことができなくなったり、膝を動かすと痛みやポキポキと音を感じたりします。

野球・バレーボール・バスケットボール・ハンドボールなどジャンプやダッシュ・ターンなど膝の曲げ伸ばしを頻繁に繰り返すスポーツ競技に多く発症します。一般の方でも運動習慣のある人は誰しも起こり得る障害です。多くは中高生の部活動で発症することも多いです。

発症のメカニズムは、膝の曲げ伸ばしや捻ったりの動作で滑膜ひだが挟まることで、炎症を起こします。外傷がなくても曲げ伸ばし捻る動作を繰り返すと徐々に痛みが増えてくるのが特徴です。

初期の症状としては、膝蓋骨(お皿)の内側や下側に痛みを感じます。次第に膝がぐらぐらするなど不安定さ感じてきます。そして痛みが起こり動きが制限されるようになります。悪化するとさらに痛みや動かしにくさは増悪して、数分歩行するだけで痛みが起こるようになります。さらに悪化すると、歩行中や運動中、突然、膝くずれを起こしてしまいます。

鑑別では、膝蓋骨の内側の下の方を親指で押さえた状態で膝を曲げると痛みを感じます。膝の動きにひっかかりも感じるとたな障害と疑われます。

病院では、レントゲン・超音波、MRIといった画像検査を行い、滑膜の状態を評価して総合的に診断が行われます。

画像検査でなくても、膝の曲げ伸ばしの際に膝蓋骨(お皿)周辺で引っ掛かかりがあり、ポキッ、ポキッと音がします。膝に手を当てると感じる場合は可能性が高いと思われます。

悩み

こんな膝の痛みや不調で悩んでいませんか?

icon_check 立ち上がる際に膝に力が入らず痛い。

icon_check 膝の曲げ伸ばしの際にポキポキ音がして痛い。

icon_check 階段や歩行時に膝に不安定さを感じて痛い。

icon_check 正座や胡坐で膝を曲げていると伸ばすのが痛い。

icon_check どこへ行っても改善しないので不安で困る。

 

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)の原因と治療法・予防法

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)を改善させるには、原因や他の治療法との違い、予防法などを知るK所とが大切です。

目次

  1. タナ障害(膝滑膜ひだ障害)とは
  2. 症状
  3. 原因
  4. 病院(クリニック)での治療法
  5. 予防法
  6. 当院での整体法

 

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)とは

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)は運動障害です。

タナ障害(膝滑膜ひだ障害) 膝蓋骨(お皿)の内側やや下に局所的な痛みが特徴です。滑膜ヒダは膝蓋骨と大腿骨内側の軟骨の間の棚のような軟部組織で棚(タナ)と言います。スポーツ活動でなど膝に負荷がかかると炎症を起こします。

日常生活でも階段の昇り降り時に、膝の曲げ伸ばしタナが挟まって痛むこともあります。

正常な方でも半数ぐらいの人に存在するようで、膝の屈伸運動で引っ掛かってパキパキと鳴ることが多いようです。タナが大きな場合は、膝蓋骨と大腿骨の間で挟まりやすくなります。

 

症状

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)の症状は進行レベルにより違う。

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)の症状 膝を屈曲伸展させたときに膝蓋骨(お皿)の内側にコリッと引っ掛かり音がしたりポキポキ音がしたり、痛みがでます。

運動中に、膝関節を曲げ伸ばしする際に内側に引っかかり感や違和感から強い痛みを感じます。

 

原因

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)の原因は膝の宇安定性も考えられる。

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)の原因 膝の関節包の内側に約50%の人に滑膜ひだが存在します。滑膜ひだが関節の曲げ伸ばしで、はさみ込まれて炎症を起こし痛みを生じます。

膝の不安定性や筋力強化も原因の一つで、膝の曲げ伸ばしの際に正常な膝の動いが阻害されている可能性も考えられます。

膝の不安定性や筋力低下なども起因に

筋力低下

筋力低下で膝に負担。

使いすぎ

使いすぎ膝を酷使する。

ニーイン

内反膝による負担。

 

病院(クリニック)での治療法

病院では手術も検討されます。

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)の治療法 病院での治療法は、検査(レントゲン・MRIなど)から始まります。原因や症状により手術の対応もありますが、最初は保存療法で経過観察していきます。

保存療法には、電気療法・牽引・超音波療法などがります。リハビリとして運動療法も行われ、ストレッチや筋力強化などで対応しています。

ペインクリニックでは、ブロック注射なども行われています。体外衝撃波なども行われる病院がありますが、一般的には、電気療法と薬や湿布など処方されます。

 

予防法

根本原因を改善することが予防につながる

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)の予防法 タナ障害(膝滑膜ひだ障害)を予防するには、何をすれば良いかを考えてみましょう。原因を考えてみると予防の方法も見えてみます。

悪化させないこと進行を食い止めて、改善できる環境を積極的に作っていきます。そして膝の筋力強化を行い負担に負けない膝関節を作ります。

 

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)の痛みが強い時やってはいけない運動など

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)の痛みが強い時には、注意してほしいことが何点かあります。下記の運動や日常生活での姿勢に注意してください。

歩き、ウォーキング

大股で早歩き運動

階段上り下り運動

階段上り下り運動

膝を深く曲げる

膝を長く曲げる

 

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)の整体コースの特徴

当院の施術の特徴は、症状に特化した技術で部位全集中で行います。理由は早く確実に改善させるためです。

①カウンセリング
カウンセリング膝周辺の痛みを引き起こす原因を見つける為に質問をいたします。
②膝の整体施術
膝の整体法膝の周辺をほぐして、動きを良くするために整体を加えていきます。
③セルフケア指導
膝のセルフケア法早く改善させる為に、自宅で行う膝のセルフケアをご指導します。
④次回の来院指導
アフターケア患者様の都合で来るのでなく、早く改善させる為のスケジュールを提案します。

 

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)の根本原因には、膝の不安定性が主な原因です。曲げ伸ばしの際に正常な膝の動きが出来ないために、滑膜ひだが刺激されて炎症を起こします。

タナ障害(膝滑膜ひだ障害)は根本原因を改善することで、確実に回復を促し再発を予防します。

膝のマッサージとストレッチと骨盤矯正が決め手!

マッサージ

膝の筋肉をマッサージでほぐして緩める。

ストレッチ

膝の可動域をストレッチで動かして緩める。

骨盤矯正

骨盤と腰椎下部を矯正をして調整する。

 

 

当院の膝関節の整体法は、私が考案した「膝関節温存メソッドの整体施術」です。膝関節温存メソッドの整体施術は、筋肉を徹底的に緩めることが主体です。緩めることで得られる効果は、膝関節部分の圧力が低下して圧迫ストレスが軽減し、動いた際の【衝撃】と【摩擦】の骨・軟骨損傷の原因を改善できます。

 

マッサージの技術

マッサージ マッサージは、膝関節痛に関係している筋肉(深部筋群・臀筋・大腿筋膜張筋・腸腰筋)へアプローチします。膝関節が悪い方は、腰の問題も強く関係しているため腰の調整も行います。

患者様の声「こんなに膝関節を集中的にやってもらえたのは初めてです。・・・すごく軽くなりました。」

 

ストレッチの技術

ストレッチ ストレッチは無理に動かすのではなく、膝関節のジョイント部分の圧力をマッサージで軽減させてから、ストレッチに移るので、安全に整体ができるので安心して受けてください。

患者様の声「このストレッチは気持ちいいですね。・・・・なんかスッキリしました。」

 

膝関節の運動技術

運動療法 マッサージとストレッチで緩まった膝関節を、正常な可動域を回復させるために適切な方向に動かしていきます。無理に動かすのではなく聞きながら施術するため安心してください。

患者様の声「こんなに動くんですね。・・・・・動かないと思っていました。」」

 

セルフケアの詳細の詳細

当院の膝関節の整体法は、私が考案した「膝関節温存メソッドのセルフケア法」です。膝関節温存メソッドのセルフケア法は、痛み・動き・筋力の改善を目的にプログラムしました。誰でもできるように簡単な方法なので挑戦してください。

 

痛み改善法(マッサージとストレッチ)

膝関節の痛み マッサージは痛みを軽減させる方法としては優れています。膝関節のマッサージポイントは4か所です。ストレッチも組み合わせると効果があり3~5動作で行います。

患者様の声「そうそう、そこを押してました。・・・すごく軽くなります。」

 

動きの改善(可動域拡大法)

膝関節の動き 動きの改善には可動域拡大法を使います。動きは2動作~4動作で構成されていますが、膝関節の状態により導入の種目が変わります。

患者様の声「この動きなら続けられます。・・・・こんなに動くなんて嬉しい。」

 

中殿筋・小殿筋の筋力改善

膝関節の筋力強化 筋力強化は膝関節周辺の筋肉が緩んでから行います。改善には順序があり、緩む前に行うと痛め悪化の原因になるからです。

患者様の声「筋トレを頑張っていました。・・・・痛みが強くなった原因だった。」

 

通院のイメージ

当院には【本気で改善を願う方が来られると思う】ので、基本形として3週間3回(1週間に1回)の来院をお願いしています。

理由は、1回の施術効果が薄れる前に2回目の施術をすることで、施術の効果を最大に引き出します。

※遠方(泊りでないと来られない方)の方は、3日間(3回)のプログラムで行います。(近隣の方でも遠方のプログラムで来院も可能)

 

よくある質問(Q&A)

よくある質問

Q:タナ障害(膝滑膜ひだ障害)で手術を薦められていますが、整体で改善できますか?

はい、整体の効果は悪化の予防や改善です。手術は最終手段として考えてください。それからでも遅くはないです。まずは保存療法から始めて結果が良くなかったら考えましょう。

Q:高額なサポーターや高いインソール(足底板)でも治らないものですか?

大丈夫です。当整体院では高額なサポーターやインソール(足底板)など購入させません。整体は手技のみで行い、セルフケアを指導して自宅で膝のケアが出来るように指導していきます。頻繁に通わせたり回数券を買わせることは致しません。ご安心ください。

Q:膝によいストレッチや運動を整形外科で教えてもらいましたが

してはいけない運動などもあり、私と整形外科の視点は違うところもあります。ただ、タナ障害(膝滑膜ひだ障害)にはストレッチや筋トレなどの運動は必須です。整形外科では安静を指導されますが、運動もしながら治す方法も在るので、その辺は丁寧に分かりやすく指導しますので、ご安心ください。

 

膝の痛みが治った「喜びの声」

喜びの声

タナ障害(膝滑膜ひだ障害=滑膜ひだ炎)の症例

スポーツ活動で膝の曲げ伸ばしの際に痛みを感じる症例です。レントゲンではわからず、どこへ行っても原因がわからないと来院されました。膝(お皿)の下を押して膝を曲げると「引っ掛かり」と痛みが現れたのでタナ障害と判断しました。まず膝の最大の曲げ伸ばしを3週間制限して、ニーイン(内反膝)を修正して痛みは無くなりました。(院長の解説)

原因がわかり的確な整体で助かりました。

どこへ行っても原因がわからず、運動もできず悩んでいましたが、たまたまネットで見て「ここがいいかな」と来ました。原因がわかり的確な整体で3週間で痛みは無くなりました。予防法も指導を受けて今後はケアしながら運動を採火していきます。【30代男性 】

 

 

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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)

院長:冨澤敏夫の画像 「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

院長の書籍や雑誌掲載
台湾出版の10秒かかと上げで足裏の痛みは消える!|著者は冨澤敏夫

 

さいたま中央フットケア整体院の紹介

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3つの強み

 

診療時間
9:00〜18:00
18:00〜21:00

火曜・金曜は夜間診療21:00まで可能
祝日は休診、完全予約制

信頼される理由【全国から来院】【口コミ評価4.6】【25年の臨床経験】

院長と美智子先生 〒338-0013
埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-17-13
電話)048-789-7743
定休日:月・木・祝日
火・水・金・土・日:9:00~18:00
火・金は夜間営業18:00~21:00

 

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