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オスグッド・シュラッター病の原因と治し方、症状と予防法|さいたま中央フットケア整体院
監修:冨澤敏夫(柔道整復師)N2022/12/30 R2023/10/24

オスグッド・シュラッター病の原因と治し方、症状と予防法

オスグッド病(オスグッド・シュラッター病)は、小学校高学年から中学生の成長期になる子供のスポーツ障害です。

サッカー・バスケットボール・バレーボールなど、ジャンプやダッシュ、キックなどで膝への負担が大きいスポーツ種目に起こります。

膝の膝蓋骨(お皿)から脛骨粗面(お皿から数センチ下の部分)の腫れ、運動の際の痛みです。

スポーツ活動によるオーバーユース(繰り返す疲労性)が原因です。成長期による過度なスポーツ活動により起こるスポーツ障害で、大腿四頭筋の柔軟性が低下して、脛骨粗面に牽引の負担が起こり発症します。

よって、大腿四頭筋の柔軟性向上を目的としたストレッチングやアイシング、ウォームアップとクールダウンが大きな役割を果たします。

オスグッド-シュラッター病(0SD)は、1903年に発育期の活発な子供の膝に発生する外傷性の障害で、膝蓋腱の牽引ストレスによる脛骨粗面(腱の付着部)の剥離(引きはがされる)の障害と報告されています。

悩み

こんな膝の痛みや不調で悩んでいませんか?

icon_check 運動をやすんだら治るが、再開すると痛みがでる。

icon_check 膝の骨が出っ張って押すと痛く、膝が着けない。

icon_check サッカーボールを蹴ると膝の下が痛い。

icon_check バスケットでジャンプと着地で痛みが強くなる。

icon_check バレーボールで膝をつくと激痛で怖く集中できない。

 

目次

  1. オスグッド・シュラッター病とは
  2. 症状
  3. 原因
  4. 病院(クリニック)での治療法
  5. 予防法
  6. 当院の整体法

 

オスグッド・シュラッター病とは

オスグッド・シュラッター病は

オスグット・シュラッター病とは オスグット・シュラッター病とは、スポーツ障害の一種で10歳~15歳ごろに多く発症します。男の子に多く、膝を強く伸ばすを繰り返す動作、跳ねる・ボールを蹴るスポーツに発症します。

症状は膝のお皿の下(脛骨粗面)の成長軟骨が剥離して痛む、赤く腫れるなどです。押すと痛く膝に強い力が加わると痛みが増大します。

長期慢性化すると膝下の骨が突出して、膝を地面につける、ぶつかるだけでも強い痛みを引き起こします。

 

症状

オスグッド・シュラッター病は慢性痛に移行しやすい。

オスグッド・シュラッター病の症状 運動時に発生する膝蓋骨下(脛骨粗面)の牽引ストレスでの腱の剥離が認められる時があります。患部に疼痛と圧痛があり熱感や腫脹も見られます。うつ伏せで膝を曲げると、もも前面の筋肉が引っ張られて痛みから逃げる為に、尻上がり現象が確認できます。

急性痛から慢性痛に移行することがほとんどで、早期の段階で原因となる大腿部全面の筋肉(大腿四頭筋)を、ストレッチで柔軟性を高めることが重要です。

 

原因

オスグッド・シュラッター病の原因は

オスグッド・シュラッター病の原因 急性痛の場合は、膝蓋腱の付着部(脛骨粗面)の牽引ストレスが加わり、骨から腱が剥離することから起る炎症反応で痛みます。慢性痛に移行しやすく膝下の脛骨粗面が隆起し突出して痛みます。

慢性痛とは、はっきりした損傷組織がなく、損傷した部位が治癒しているのに痛みが続く症状を言います。

慢性痛の一つの原因には新生血管が増えてしまうことだと考えられています。血管が余計に増えてしまう原因は、治る前に新たに損傷を繰り返すことで新生血管が減らずに増え続けます。血管が増えると、それと一緒に神経線維も増えてしまうため、痛みの原因になります。新生血管は傷を治すために必要で、通常であれば2週間ほどで傷は治り、増えた新生血管もなくなります。

その他の原因

成長期

成長期

骨盤の歪み

骨盤の歪み

ニーイン・トゥ-アウト

ニーイン

 

病院(クリニック)の治療法はどんなことをするの?

病院での治療法には、電気・牽引・薬が一般的です。

オスグッド・シュラッター病の治療法 病院での治療法は、検査(レントゲン・MRIなど)から始まります。オスグッド・シュラッター病は成長痛と言われているので保存療法で経過観察していきます。

保存療法には、電気療法・牽引・超音波療法などがります。リハビリとして運動療法も行われ、ストレッチや筋力強化などで対応しています。

 

予防法

根本原因を改善することが予防につながる

オスグッド・シュラッター病の予防法 オスグッド・シュラッター病を予防するには、何をすれば良いかを考えてみましょう。原因を考えてみると予防の方法も見えてみます。

悪化させないこと進行を食い止めて、改善できる環境を積極的に作っていきます。そして大腿四頭筋(もも前面)を入念にほぐしましょう。

 

オスグッド・シュラッター病の整体コースの特徴

当院の施術の特徴は、症状に特化した技術で部位全集中で行います。理由は早く確実に改善させるためです。

①カウンセリング
カウンセリング膝周辺の痛みを引き起こす原因を見つける為に質問をいたします。
②膝の整体施術
膝の整体法膝の周辺をほぐして、動きを良くするために整体を加えていきます。
③セルフケア指導
膝のセルフケア法早く改善させる為に、自宅で行う膝のセルフケアをご指導します。
④次回の来院指導
アフターケア患者様の都合で来るのでなく、早く改善させる為のスケジュールを提案します。

 

オスグッド・シュラッター病の根本原因には、膝の上の大腿四頭筋が拘縮している状態と、膝下の脛骨粗面(膝蓋腱:しつがいけん)の牽引ストレスです。骨盤の(歪み)後傾も関係しているため、3つのアプローチを同時に行います。

オスグッド・シュラッター病は根本原因を改善することで、確実に回復を促し再発を予防します。

膝の筋肉のマッサージとストレッチと骨盤矯正が決め手!

マッサージ

膝の筋肉をマッサージでほぐして緩める。

ストレッチ

膝の可動域をストレッチで動かして緩める。

骨盤矯正

骨盤と腰椎下部を矯正をして調整する。

 

オスグッド・シュラッター病の原因と治療法・予防法

オスグッド・シュラッター病を改善させるには、原因や他の治療法との違い、予防法などを知るK所とが大切です。

当院のオスグッド・シュラッター病の整体法は、根本原因にアプローチした手技のみで行う整体です。

 

マッサージの技術

マッサージ マッサージは、膝関節に関係している筋肉(深部筋群・臀筋・大腿筋膜張筋・腸腰筋)へアプローチします。

オスグッド・シュラッター病に、直接影響している大腿四頭筋も入念にほぐしていきます。

 

ストレッチの技術

ストレッチ ストレッチは無理に動かすのではなく、膝下の脛骨粗面の牽引ストレスをマッサージで軽減させてから、ストレッチに移るので、安全に整体ができるので安心して受けてください。

これにより、大腿四頭筋の伸張性が向上して膝下の脛骨粗面へのストレスが大分軽減されます。

 

膝関節の運動技術

運動療法 マッサージとストレッチで緩まった膝関節を、正常な可動域を回復させるために適切な方向に動かしていきます。無理に動かすのではなく聞きながら施術するため安心してください。

動かすことで血流が促進して治癒力が向上し早い回復につながります。

 

セルフケアの詳細の詳細

当院の膝関節の整体法は、私が考案した「膝関節温存メソッドのセルフケア法」です。膝関節温存メソッドのセルフケア法は、痛み・動き・筋力の改善を目的にプログラムしました。誰でもできるように簡単な方法なので挑戦してください。

 

痛み改善法(マッサージとストレッチ)

膝関節の痛み マッサージは痛みを軽減させる方法としては優れています。膝関節のマッサージポイントは4か所です。ストレッチも組み合わせると効果があり3~5動作で行います。

アプローチの筋肉は主に大腿四頭筋ですが、膝周りの筋肉を全体的にほぐすことで効果が高まります。

 

動きの改善(可動域拡大法)

膝関節の動き 動きの改善には可動域拡大法を使います。動きは2動作~4動作で構成されていますが、膝関節の状態により導入の種目が変わります。

関節の拘縮よりも筋肉の拘縮が主なため、動きはマッサージとストレッチで十分に回復できます。

 

中殿筋・小殿筋の筋力改善

膝関節の筋力強化 筋力強化は膝関節周辺の筋肉が緩んでから行います。改善には順序があり、緩む前に行うと痛め悪化の原因になるからです。

骨盤を安定させる筋肉へのトレーニングは、膝への負担を軽減させるために必要なトレーニングです。

 

通院のイメージ

当院には【本気で改善を願う方が来られると思う】ので、基本形として3週間3回(1週間に1回)の来院をお願いしています。

理由は、1回の施術効果が薄れる前に2回目の施術をすることで、施術の効果を最大に引き出します。

※遠方(泊りでないと来られない方)の方は、3日間(3回)のプログラムで行います。(近隣の方でも遠方のプログラムで来院も可能)

 

よくある質問(Q&A)

よくある質問

オスグッド・シュラッター病と診断されましたが治りますか?

はい、整体で十分に治ります。オスグッド・シュラッター病の原因は、成長期による骨の成長と筋肉の伸張性がアンバランスになった状態で、激しい運動を行うことで起こります。この原因で一番影響している筋肉の伸張性の低下を整体で回復できます。

高額なサポーターや高いインソール(足底板)でも治りません。

大丈夫です。当整体院では高額なサポーターやインソール(足底板)など購入させません。サポーターやインソールは回復に影響する割合は少なく、一番必要な事はオスグッド・シュラッター病の原因を解決する事です。ご安心ください。

膝によいストレッチや運動を整形外科で教えてもらいましたが

私と整形外科の視点は違うところもあります。オスグッド・シュラッター病にはストレッチや筋トレなどの運動は予防のためには必須です。整形外科で「運動をやめなさい」と指導される子供たちもがいますが、これは子供の可能性を潰してしまうので、できるだけで継続させたいです。そのために計画的に進めていくので、ご安心ください。

 

オスグッド・シュラッター病が治った「喜びの声」

喜びの声

膝の下の骨(脛骨粗面)に腫れと圧痛の症例

膝下の腫れと痛みで練習が参加できない症例。痛みが強く特に運動後に階段は辛い様子です。うつ伏せで膝を曲げて大腿四頭筋ストレッチを行うと疼痛が強く出ます。身長も伸びたため成長痛の要因も多いでしょう。筋肉の伸張性を向上させるて膝下の脛骨粗面を、軽い圧迫で痛みは軽減しました。1ヶ月後には普通に運動ができて8割は改善しました。(院長の解説)

口コミを見てきました。来てよかったです。

普通に練習に参加できるようにしてあげたいと思い、ネットで調べて口コミが高い評価なためきました。丁寧な説明と自宅で行う方法を指導してもらい、メールで経過の確認などアフターフォローもあり、頼れる整体院と思いました。息子も来てよかったと喜んでいます。【10代男子 サッカー部 父兄の声】

 

バスケットボール部の男子の症例

身長が急に伸びて骨の成長と筋肉の伸張性にアンバランスをきたした症例です。ハードな練習で肉離れ頻繁にしていたことを考えると、成長痛だけでなく筋肉の柔軟性の低下も考えられます。整体のポイントは、大腿四頭筋の柔軟性の向上と剥離を起こしている脛骨粗面(膝下の骨)の保護です。3週間で圧痛は軽減して練習に参加してダッシュ・ジャンプで痛みは出ていない様子です。3ヶ月経過観察して終了しました。(院長の解説)

早く来ればよかった。早い回復で嬉しい。

病院では成長痛と言われて諦めていました。早く治って練習に参加できたので嬉しいです。ストレッチを継続して予防としてしていきます。【10代男子 バスケ部の声】

 

運動はしていない男子の症例

運動していないが膝下の骨が痛い症例です。身長は急に伸びていて夜に痛みが出るため相談を受けました。日中は膝の下にものが当たらなければ痛みはないそうです。夜痛みが強くなる原因は夜寝る時間帯は、成長ホルモンが活発になるため症状が強く出ます。運動をしていなため普段は痛みはないので、寝る前にストレッチをして、膝下の骨を保護することを指導しました。3週間程度で痛みは落ち着いているので、あとは経過観察で3ヶ月行い終了しました。(院長の解説)

寝ている時の痛みがなくなりよかった。

病院では成長痛と言われました。時期が来るまで治らないので痛い時は体育を休んで、様子みてくださいと言われました。夜寝ている時が一番痛いようでなんとかしたくて来ました。ここで教えていただいたストレッチが効いて夜の痛みはなくなった様子です。有難うございました。【10代男子 父兄の声】

 

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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)

院長:冨澤敏夫の画像 「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

院長の書籍や雑誌掲載

 

さいたま中央フットケア整体院の紹介

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3つの強み

 

診療時間
9:00〜18:00
18:00〜21:00

火曜・金曜は夜間診療21:00まで可能
祝日は休診、完全予約制

信頼される理由【全国から来院】【口コミ評価4.6】【25年の臨床経験】

院長と美智子先生 〒338-0013
埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-17-13
電話)048-789-7743
定休日:月・木・祝日
火・水・金・土・日:9:00~18:00
火・金は夜間営業18:00~21:00

 

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