慢性腰痛とは?原因と症状、治療法と予防法|さいたま中央フットケア整体院

監修:冨澤敏夫(柔道整復師)N2022-09-02 N2023/8/13
慢性腰痛とは?原因と症状、治療法と予防法
腰痛が3か月以上と長く続く腰の痛み状態が慢性腰痛です。
慢性腰痛の特徴は、腰に明かな問題がないのに痛みが起こり長く続く場合と、腰の問題(ぎっくり腰やヘルニアなど)が治ったのに、痛みが継続する場合があります。
腰痛が軽減したり悪化したりを繰り返している方が多く、腰痛の症状はさまざまで、激痛で動えない生活に支障がある場合もあります。
慢性腰痛は、子供だから高齢者まで幅広い年齢層に起こり、30~50歳代の働き盛りの方々に多く、都会のデスクワークが主の職種に多いことがわかっています。
興味深い話では、慢性腰痛は精神や肉体のストレスが、大きく関与していると言われています。
腰痛で悩む方は、全国で推定2600万人~300万人と言われ、腰痛の8割以上は原因不明と整形外科学会では言われています。
私も腰痛を患っていた一人の患者として、そして現在は改善していることで、整体師の視点から「治す」腰痛整体を普及していきます。
私の挑戦は、さいたま市から腰痛を撲滅することです。
慢性腰痛で悩んでいる方が笑顔に変わるために整体院ができること!
私も数年間、慢性腰痛で痛みを抱えていました。何回も繰り返す痛みでどうしようかと悩んでいました。。だから、慢性腰痛で悩む方の気持ちがわかります。私が整体院に望むことを皆様に届けたいと思います。私が嫌な事は、通わせられること、通っても繰り返すことです。私が望むこと、数回(3回)程度で改善すること、再発させないセルフケアを教えてもらえることです。
目次
- >慢性腰痛とは
- >慢性腰痛の症状
- >慢性腰痛の原因
・ 慢性腰痛は慢性疼痛を知れば改善のヒントがある。・ 慢性腰痛の痛み部位には組織の変性が起こっている。・ 腰痛の根本原因を整体から考える- >慢性腰痛の病院での治療法
- >慢性腰痛の予防法
・ 腰痛の方が注意したい日常動作で腰の痛みは予防できるa 腰痛を引き起こす前かがみ姿勢の正しい形b 下のものを拾う正しい姿勢で腰痛予防c 座る時に注意して骨盤を立てる腰痛予防法- >慢性腰痛の整体コースの特徴
慢性腰痛とは
慢性腰痛は3か月以上継続する腰の痛み。
慢性腰痛とは3か月以上続く腰の痛みで、症状や原因にも色々あります。姿勢不良も大きな原因であり、子供から高齢者まで幅広い層に発生しています。
慢性腰痛は、適切な治療法や予防法で改善できます。
慢性腰痛は病名ではなく「腰が慢性的に痛い」という症状であり、腰の骨に異常がある場合(特異性腰痛)と、特に異常が見当たらない(非特異性腰痛)が、痛みが続く場合に分かれます。しかし、悩んでる方の共通する腰の状態が見受けられます。
共通する状態とは下記を参考にして下さい。
- ・腰の筋肉に緊張と拘縮がある
- ・背部・下肢の筋肉が硬くなっている
- ・骨盤の歪みが診られる
- ・足の長さに差がある
- ・ふくらはぎ、足裏が硬くなっている
- ・肩甲骨、背部がとても硬い動きがなくなっている
慢性腰痛には、上記のような状態があります。これは状態の一部であり、色々と絡み合って症状が引き起こされているため、まず初めに行うことは、筋肉と骨格の問題を改善していくことが大切です。
慢性腰痛の反対に、急性腰痛があります。詳しくは、急性腰痛(ぎっくり腰)を参考にしてください。
慢性腰痛の症状
慢性腰痛の症状は人により違います。
慢性腰痛の症状は人により違います。鈍い痛みが続く、時々強く鋭い痛みが起こる。午前中が痛みが強くある、夕方に痛みが強くなるなど個人差があります。
痛みの表現の仕方も、ジーン、ズキズキ、ズキンなどじっとしていても痛い、動くと激痛が起こるなどを訴えます。
慢性腰痛の症状は色々ある。
腰の筋肉に硬い張り感(凝り)を常に感じる。
かがむなどの動きで腰がきしむような感じがする。
毎朝、朝起きるときに腰が固まり痛みがある。
身体に疲れが溜まり、精神も疲れている。
不快な痛みが長期に続いている。
長く座ってから立ち上がる時に腰が伸びない痛い。
慢性腰痛の原因
慢性腰痛を引き起こす原因はなんだろうか?
慢性腰痛を引き起こす原因には色々ありますが、病院でレントゲンやMRIで検査をして、ヘルニアが見つかったとしても、それが原因かは断定できません。
慢性腰痛では慢性痛という状態を考えます。急性痛は炎症を伴いますが、慢性痛は炎症を伴いません。
慢性腰痛を引き起こす背景には下記があります。
姿勢不良や運動不足、肥満なども慢性腰痛の原因にもあります。高齢であれば骨粗鬆症などで、腰の骨が潰れていき痛みが続くことも考えれられます。
急性腰痛(ぎっくり腰)後の予後不良・筋筋膜性腰痛・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症・変形性腰痛症・すべり分離症・心因性腰痛症・原因不明の腰痛・骨粗鬆症などが考えられます。
長期の腰の痛みは内科的要因で、腸・肝臓・腎臓などに起こる病気や、婦人系・帯状疱疹なども考えられます。
慢性腰痛は慢性疼痛を知れば改善のヒントがある。
侵害受容性疼痛
怪我や病気をきっかけに慢性化して、痛みが長期的に継続してしまう状態で、血行不良や浮腫みなどで発生する発痛物質により、侵害受容器が反応してしまう状態です。炎症も侵害受容器で起こる反応で、変形性関節症、リウマチ、片頭痛、がんの痛みが分類されます。
神経障害性疼痛
神経自体が損傷して痛みを発生させて、怪我で神経を痛めた後遺症や帯状疱疹後の痛み、脳梗塞の後遺症、糖尿病性疼痛もこの分類です。病気や怪我で神経を傷つけた痛み、坐骨神経痛、神経再生時の痛みなどが分類されます。
中枢機能障害性疼痛
心理的な影響で痛みを強く感じたりするので心因性疼痛とも言われていましたが、最近では脳が関係していることがわかり中枢機能の異常と言われています。線維筋痛症、うつ病、原因不明の疼痛もこの分類です。
慢性腰痛の痛み部位には組織の変性が起こっている。
慢性腰痛(腰の痛みが続く)の原因は、血行不良・筋肉の疲労性物質の蓄積、姿勢不良による骨格の歪みなどです。
血行不良による発痛物質の生成は、科学で解明されていて血行を良くする整体やマッサージを、受けることは有効であると考えます。
血行不良を引き起こす要因には、精神性(ストレス)なども関与しているため、本気で慢性腰痛を改善させるには、日常生活の環境も考慮しなくてはいけません。
慢性腰痛は目やレントゲンで見えないところで何かが起こっている。
慢性腰痛は慢性疼痛の状態があると考えます。最初はぎっくり腰(急性腰痛)や椎間板ヘルニアなど強く痛めたことで、損傷組織のダメージが深く神経の損傷も合併して、神経過敏症などを引き起こしていると考えます。
ダメージが大きいと組織細胞は変性して、血行不良や浮腫みを発生します。すると発痛物質が生成されて、痛みを感じる受容器が反応します。
この状態が長期化すると、痛みを感じる受容器に異常な反応が起こり、痛みを感じやすくなります。
長く続く痛みは、自律神経を乱し交感神経が興奮します。交感神経は痛みの増大に関係してリるので、気候やストレスなどに影響します。
このような痛みのメカニズムが悪循環を引き起こします。
上記のようなことが考えられると、安易に「1回で治ります」とか言えなくなります。
腰痛の根本原因を整体から考える
慢性腰痛の原因に姿勢不良があります。腰椎の後彎の歪みが腰椎の関節に過剰なストレスを発生させます。腰の左右でどちらかに強く発生する場合と、片方に強く発生する場合があります。
腰椎が後湾した状態が癖になると、腰が丸まるため腰部の筋肉が伸張され続けるので、血行不良が発生します。
血行不良は筋肉をコリのように硬くさせて、伸び縮みの柔軟性がなくなります。その結果、慢性痛の悪循環が起こり慢性腰痛へ移行します。

日常生活の中で腰椎が後湾(腰が丸まる)癖が腰痛を引き起こす。

座る姿勢に注意。

物を拾う姿勢に注意。

顔を洗う姿勢に注意。
慢性腰痛の病院での治療法
病院での治療法には、電気・牽引・薬が一般的です。
病院での治療法は、検査(レントゲン・MRIなど)から始まります。原因や症状により手術の対応もありますが、最初は保存療法で経過観察していきます。
保存療法には、電気療法・牽引・超音波療法などがります。リハビリとして運動療法も行われ、ストレッチや筋力強化などで対応しています。
ペインクリニックでは、ブロック注射なども行われています。AKAなども行われる病院がありますが、一般的には、電気療法と薬や湿布など処方されます。
慢性腰痛での手術は
腰の骨に異常があり、手術なども行われる場合もあります。この場合も急ぐのではなく、保存療法を試して効果が出ない場合は、手術を検討されることもあります。
しかし、手術したから痛みが改善させる保証はなく、先生からも効果は100%でないことは説明されるかと思います。
手術をしてしばらくは良かったが、数年すると慢性腰痛に悩まされることも少なくありません。
手術で改善されたと感じる理由について、私なりに考えたことがあります。手術をしたことで、気持ち的に楽になる精神的な面や、血流が促進したなど良い効効果があるのではと考えます。
慢性腰痛の予防法
根本原因を改善することが予防につながる
慢性腰痛を予防するには、何をすれば良いかを考えてみましょう。原因を考えてみると予防の方法も見えてみます。
慢性腰痛の原因には大きく分けて二つがあります。一つは、原因がはっきりしている場合の特異的腰痛と、原因がわからない非特異的腰痛です。
どちらにしても、最初の原因(根本原因)は姿勢不良や腰に負担をかけてしまったことが考えられます。骨盤や体の歪みも姿勢不良が引き起こしたと考えても良いと思います。
根本原因を改善しなければ手術をしようが、すばらいい治療を受けようが効果はないでしょう。
姿勢を改善するには、ストレッチなどが効果的です。私が考案した腰痛を改善するセルフケア法を、毎日継続することで姿勢が改善されていきます。
腰痛の方が注意したい日常動作で腰の痛みは予防できる
腰痛の方が注意したい日常生活動作があります。間違った動きで腰痛を悪化させないだけでなく、正しい動きをすることで慢性腰痛も改善できるのです。

骨盤を立てる癖を身に着けることで、普段からの生活で起こる腰への負担は無くなります。骨盤を立て腰椎を丸めないように動作を気を付けることで、腰痛の8割は予防できると考えています。
腰痛を引き起こす前かがみ姿勢の正しい形
顔を洗う姿勢で腰が丸まる方がいます。腰痛になりにくい方は、何気ない動作の際にも骨盤を立てる癖がついています。写真のように、顔を洗う時はお尻を引いて腰の伸ばした状態で行うようにしましょう。

下のものを拾う正しい姿勢で腰痛予防
腰痛の方は、掃除などで下のものを拾う際に腰を丸めてしまう癖があります。この時に、お尻を引いて腰椎を伸ばしす姿勢で行うと、足腰の強化にもなり一石二鳥です。

座る時に注意して骨盤を立てる腰痛予防法
腰痛が治らない、いつも腰が痛い、立ち上がる際に腰が伸びないなども腰椎の後湾(腰が丸まる)の癖があります。腰を反らすのでなく、骨盤(お尻)を少し経てる意識で腰椎はまっすぐ伸びます。

慢性腰痛の整体コースの特徴
慢性腰痛の整体コースの流れをご紹介します。根本の改善を目指して入念な施術と、再発予防のための自宅でできる簡単なセルフケア法の指導を行います。このコースの目標は「さいたま市から腰痛を撲滅」することです。
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慢性腰痛の整体院は3つのアプローチで効果を出します。
慢性腰痛の根本原因には、腰の周辺の筋肉が硬くなり血行不良があります。そして、筋肉が硬く縮み(拘縮)して骨盤や腰椎を歪ませます。
慢性腰痛は根本原因を改善することで、確実に回復を促し再発を予防します。
腰の筋肉のマッサージとストレッチと骨盤矯正が決め手!

腰の筋肉をマッサージでほぐして緩める。

腰の筋肉をストレッチで伸ばして緩める。

骨盤と腰椎下部を矯正をして調整する。
なぜ慢性腰痛に3つのアプローチが重要なのか?
慢性腰痛で悩む方は実に多いです。原因がはっきりする場合と原因不明で痛い方まで対応しています。私は、自身の慢性腰痛の経験と、多くの方の痛むメカニズムが共通していることから、筋肉が硬くなり、血行が悪くなり、筋肉が縮み骨盤と腰椎を歪ませることに辿り着きました。そして、3つのアプローチで、再発しない整体法を作り上げました。私の整体法は整体施術+セルフケア指導が慢性腰痛の改善のポイントです。
腰痛整体コースのご案内
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他の記事を見たい方は「腰痛・腰の痛みの整体のブログ記事一覧」を参考に!
監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)
「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。
日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

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