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プロネーション障害|原因と治療、症状と予防|さいたま中央フットケア整体院
監修:冨澤敏夫(柔道整復師)N2022/9/3 R2023/10/1

プロネーション障害|原因と治療、症状と予防

足関節のプロネーション障害を改善させるには、原因や他の治療法との違い、予防法などを知ることが大切です。

目次

  1. プロネーション障害とは
  2. プロネーション障害の症状
  3. プロネーション障害の原因
  4. プロネーション障害の治療法
  5. プロネーション障害の予防法
  6. プロネーション障害の整体法

 

プロネーション障害とは

プロネーション障害は、回内足・回外足ともいう。

プロネーション障害とは プロネーション(回内)とは、歩行やランニング時に足の着地に起こる足関節の自然な足関節の回内の動きを言います。

このプロネーション(回内)は大きすぎたり小さすぎたり、また逆の動き(サピネーション)をするとランニング障害や歩行障害を引き起こします。

プロネーション(回内)・サピ(スピ)ネーション(回外)で問題なのはオーバープロネーション(過回内)で、逆の問題でオーバーサピ(スピ)ネーション(過回外)があります。

サピネーションは着地の際にプロネーションが少ない状態で、着地の衝撃が強く起ります。もちろん身体への負担は大きいです。

正常なプロネーション・サピネーションは必要な動きで着地の衝撃緩和や前進力の運動を作り出す動きです。

原因は筋力的な問題や生まれつき足関節が柔らかい、また捻挫・骨折の怪我の後遺症などが考えられます。

また、合わない靴や不安定な靴を履き続けたことでも起こり得るでしょう。

引き起こす痛みには、足関節内側の痛み・土踏まず・踵・アキレス腱・スネの痛み(シンスプリント)、膝の内側痛、股関節痛・腰痛など多岐には発生します。

 

プロネーション障害の症状

プロネーション障害の症状は人により違います。

プロネーション障害の症状 足関節のプロネーション障害の症状は、着地の際の自然な足首の回内運動であるが、過剰な回内運動は障害となります。

この問題は、偏平足も影響しているので遺伝性も関係してきます。足の着地の際に内側に倒れる感覚が強いのが特徴です。

足関節のプロネーション障害の症状

icon_check 歩く際に足首が内側に捻じれる感覚がある。

icon_check 立位時も足が内側に捻じれている。

icon_check 内くるぶし付近が長く歩くと痛くなる。

icon_check 足裏・土踏まずが良く痛くなる。

icon_check 靴底の内側が減り、靴の形がすぐに崩れる。

 

プロネーション障害の原因

プロネーション障害を引き起こす原因は何か?

プロネーション障害の原因 足関節のプロネーション障害を引き起こす原因には色々ありますが、病院でレントゲンやMRIで検査すると足の甲の骨(舟状骨)が下方へ変位していることが確認できます。

生まれつに、捻挫・骨折の後遺症、変形性足関節症なども原因になります。

プロネーション障害が悪化していく原因を考える。

生まれつきや、怪我による後遺症での問題もありますが、悪化していく背景には、足裏やふくらはぎの筋力低下が大きいと考えています。筋力が衰えることで足裏のアーチが低下して、プロネーション障害を進行させると考えます。

 

当整体院が考える足関節のプロネーション障害での痛みの本質は?

血行不良による発痛物質の生成は、科学で解明されていて血行を良くする整体やマッサージを、受けることは有効であると考えます。

血行不良を引き起こす要因には、精神性(ストレス)なども関与しているため、本気で捻挫・足首骨折の後遺症を改善させるには、日常生活の環境も考慮しなくてはいけません。

慢性痛のメカニズム。

慢性足首の痛みくるぶし痛は慢性疼痛の状態があると考えます。最初は捻挫(急性)や関節炎など強く痛めたことで、損傷組織のダメージが深く神経の損傷も合併して、神経過敏症などを引き起こしていると考えます。

ダメージが大きいと組織細胞は変性して、血行不良や浮腫みを発生します。すると発痛物質が生成されて、痛みを感じる受容器が反応します。

この状態が長期化すると、痛みを感じる受容器に異常な反応が起こり、痛みを感じやすくなります。

長く続く痛みは、自律神経を乱し交感神経が興奮します。交感神経は痛みの増大に関係してリるので、気候やストレスなどに影響します。

このような痛みのメカニズムが悪循環を引き起こします。

 

プロネーション障害の治療法

病院での治療法には、電気・薬が一般的です。

プロネーション障害の治療法 病院での治療法は、検査(レントゲン・MRIなど)から始まります。原因や症状により手術の対応もありますが、最初は保存療法で経過観察していきます。

保存療法には、足底板(中敷き)などの装具がります。リハビリとして運動療法も行われ、ストレッチや筋力強化などで対応しています。

痛みがある場合は、ブロック注射なども行われています。一般的には、電気療法と薬や湿布など処方されます。

手術

歩行が困難な場合は、手術なども行われる場合もあります。この場合も急ぐのではなく、保存療法を試して効果が出ない場合は、手術を検討されることもあります。

しかし、手術したから痛みが改善させる保証はなく、先生からも効果は100%でないことは説明されるかと思います。

手術をしてしばらくは良かったが、数年すると慢性足首痛に悩まされることも少なくありません。

 

プロネーション障害の予防法

根本原因を改善することが予防につながる

プロネーション障害の予防法 プロネーション障害を予防するには、何をすれば良いかを考えてみましょう。原因を考えてみると予防の方法も見えてみます。

足裏のアーチが崩れることが問題なため、できるだけ足首がオーバープロネーション(過回内)を起こさないようにします。

サポーターや靴の中敷き(インソール)などで防ぐのも効果的です。

そして、マッサージとストレッチなども効果的です。筋力強化も大切でかかと上げ運動やゴムチューブ運動で鍛えましょう。

詳しくは、ゴムチューブ運動かかと上げ運動をご覧くださいませ。

 

プロネーション障害の整体コースの特徴

プロネーション障害の整体コースの流れをご紹介します。根本の改善を目指して入念な施術と、再発予防のための自宅でできる簡単なセルフケア法の指導を行います。

プロネーション障害の痛みに波があり、痛みが強い症状は急性(炎症性)に対応した整体、 急性の足首痛の整体で対応します。

 

①カウンセリング
カウンセリング足首周辺の痛みを引き起こす原因を見つける為に質問をいたします。
②足首の整体施術
足首の整体足関節周辺をほぐして、動きを良くするために整体を加えていきます。
③セルフケア指導
セルフケア早く改善させる為、自宅で足首のセルフケアを指導します。
④次回の来院指導
アフターケア患者様の都合で来るのでなく、早く改善させる為のスケジュールを提案します。

 

プロネーション障害の根本原因にアプローチした整体法

プロネーション障害は、足首(くるぶし)の周辺の筋肉が硬くなり血行不良があります。マッサージとストレッチで根本原因を改善させます。

根本原因を改善することで、確実に回復を促し再発を予防します。

プロネーション障害は、マッサージとストレッチ、筋力強化が決め手!

マッサージ

足首の筋肉・関節をマッサージします。

ストレッチ

足首のストレッチで伸ばして緩める。

足首の筋力強化

足首の筋力強化して強くします。

 

プロネーション障害の痛みに整体アプローチが有効

慢性痛のメカニズムを理解して、根本原因を改善する整体をお行うことは大事です。当整体院では再発しない整体法を作り上げました。私の整体法は施術+セルフケア指導が慢性痛を改善させます。

 

よくある質問(Q&A)

よくある質問

Q:原因がわからないのですが?

解答

A:当整体院に来ていただい時に、しっかりカウンセリングして原因を探します。必ず何か問題が隠れているためご安心ください。

Q:最近、とても痛く病院へ行った方が良いですか?

解答

はい、先に病院へ行くこともおすすめします。ただ、病院では薬や湿布などの保存療法なので、整体などのマッサージとストレッチを受けることをお勧めします。

Q:長年の痛みは治らないと言われました?

解答

A:いいえ、改善します。ただ、適切なケアをしないと自然治癒は難しく、プロの目と整体をお薦めします。

 

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足首の整体コースの詳細は、「足首の痛みの整体のコース」を参考にしてください。

 

監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)

院長:冨澤敏夫の画像 「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

院長の書籍や雑誌掲載

 

 

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火曜・金曜は夜間診療21:00まで可能
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