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監修:冨澤敏夫(柔道整復師)N2023-5-21

アキレス腱滑液包炎をヒールパットのテーピングで痛み改善

アキレス腱滑液包炎は女性に多いが男性にも発症する!

アキレス腱滑液包炎 アキレス腱の踵に付着した付近に滑液包という組織があり、この組織に炎症が起こります。滑液包はアキレス腱と他の部位との摩擦を吸収緩和させる役割があります。

原因としてはきつい靴など合わないという問題が考えられます。靴のヒールが硬く、足の踵部位が圧迫されて摩擦の刺激が炎症を引き起こします。

女性に多くパンプス・ヒールなどの靴が圧迫を起こし発症します。悪化すると踵骨の変形を引き起こし硬く隆起します。(パンプス瘤またはハグルンド変形など)

男性でも起こります。男性でもビジネスシューズなどの踵の硬い靴で、我慢して履いて歩くと発症します。

子供にも起こることがあり、学生の靴(ローファー)やスポーツ活動での合わない靴も原因で起こります。

アキレス腱滑液包炎の症状は、踵の後方外側が赤く発赤して熱感を引き起こします。靴ずれも起こっていることがあります。慢性化すると患部が赤く隆起して痛くなります。

靴に当たると強い痛みで、靴を履くのが困難になります。さらに悪化すると、滑液包が大きくなり、踵後方の両側へと広がり広範囲で圧痛を伴います。

足首を曲げて患部を押すと痛みは感じにくいのですが、足首を伸ばして患部を触ると痛みを強く感じので、アキレス腱付着部炎と鑑別できます。

病院では患部に負担がかかる靴を履かない指導や、運動などをしばらく休止して、炎症を抑える湿布や痛み止めで対応します。

足底板(インソール・中敷き)などのアーチ矯正や、難治性などは体外衝撃波や運動器カテーテル治療なども行う場合もあります。

保存療法で改善が見られない場合は、手術も対象となる場合もあり、踵の隆起した骨を切除する場合もあります。

詳しくは、 アキレス腱滑液包炎とは?をご覧くださいませ。

 

【動画】アキレス腱滑液包炎のテーピング法

図解だけでは解らないイメージが解りやすく解説しています、図解と一緒に学んでください。

 

 

【図解】アキレス腱滑液包炎のテーピング法法

動画で見逃した部分や静止画像で見た時に便利です。図解で解りやすく解説していますので、動画でわかりにくいところは図解を見て正しく行いましょう。

市販のクッションでオリジナルの緩衝材を作成

アキレス腱滑液包炎のテーピング

①市販のクッションとテーピングを用意します。

アキレス腱滑液包炎のテーピング法

②踵後方部(痛い部位)に合わせてカットする。

アキレス腱滑液包炎のテープ法

③痛む部位を含む踵後方部に合わせて貼ります。

よくある質問

アキレス腱滑液包炎のテーピング法を実践してみて、疑問を感じている方々から寄せられた言葉です。共通する内容があると思いますので参考にしてください。

 

Q:クッションの大きさはどのくらいが良いですか?

A:痛む部位の2倍以上あればよいです。小さすぎると痛みが緩和されにくいため、少し大きい目にカットして痛む部位に貼るようにしましょう。テーピングは強く引っ張ってつけるのでなく、軽く伸ばした感じで踵の後方に貼ると良いです。

 

Q:どのくらいの期間、装着しますか?

A:最低3週間~1ヵ月で、症状が強い場合は2か月は必要です。再発が怖いので、気にならなくなるまでつけて欲しいです。その他では、アキレス腱滑液包炎のセルフケア法も併用したほうが効果的です。

詳しくは、「アキレス腱滑液包炎のストレッチとマッサージ法」を参考にしてください。

 

Q:どんなテーピングでも、クッションでも良いのですか?

A:アキレス腱滑液包炎の痛む部位は、私が色々と試して選んだ「プレーンゴム」が良いです。市販で販売されている絆創膏や緩衝グッズでは効果が得られなかったので、私がおすすめするマテックプレーンゴムのクッションを使用してください。

院長のおすすめ

マテック プレーンゴム 300×300 当院では足自体にテープで貼り痛みを緩和させる目的で使用します。市販のは緩衝材にないクッション性と、耐久性を備えているためお薦めです。

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院長のおすすめ

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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)

院長:冨澤敏夫の画像 「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

院長の書籍や雑誌掲載
台湾出版の10秒かかと上げで足裏の痛みは消える!|著者は冨澤敏夫

 

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