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監修:冨澤敏夫(柔道整復師)N2022-11-08

左股関節、右股関節が急に痛くなった原因と何か治し方

右の股関節が急に痛い、左の股関節が急に痛くなったなどの症状で悩んでいる方が多いように思います。「心配な痛み」への対処法と、「心配ない痛み」への対処法を分けてご説明していきます。

まずは、股関節の痛みの原因には何があるのかを考えたいと思います。

 

股関節の急な痛みの原因と治療法・予防法

股関節の急な痛みを改善させるには、原因や治療法・予防法など

目次

  1. 股関節の急な痛みの原因とは
  2. 症状
  3. 炎症以外の原因
  4. 対処法
  5. 予防法
  6. 整体法

 

股関節の急な痛みの原因とは

股関節の痛みの原因は関節炎がほとんどです。

股関節の急な痛みの原因 股関節の急な痛みの原因には、関節炎(滑液包炎)がほとんどです。良く動いた後などに、股関節の軟骨が圧迫と摩擦ですり減ります。

すり減った軟骨が滑膜(関節包の内側の膜)などを刺激して炎症を引き起こして急な痛みを引き起こします。

右(左)の股関節が急に痛くなった時など、関節炎(滑膜包炎)を疑った方が良いでしょう。

 

症状

急に痛くなった股関節の症状には特徴があります。

股関節の急な痛みの症状 急な股関節の痛みの症状には特徴があるため、知っておくと必要以上に恐れることなく対処できます。

普段から股関節が痛い方と、関節炎(滑液包炎)での痛みの違いを普段から意識して、対処法を間違えないようにしましょう。

急な股関節の痛みの症状

icon_check 寝返りをする際に痛みが股関節の奥に感じ続ける。

icon_check 歩く時に股関節に荷重がかかるとズキンを繰り返す。

icon_check 地肌で鼠蹊部を触り熱感が感じられる。

icon_check 静止していても股関節の奥の方に鈍痛が続く。

icon_check 足を浮かして振ると股関節の奥が鈍い痛みがある。

 

その他で考えられる原因

関節炎(滑液包炎)以外での痛みも考えてみましょう。

急な股関節の痛みで、関節炎(滑液包炎)以外の原因を考えてみます。筋肉・神経など軟部組織の問題でも起こるので、炎症までなっていない痛みについて説明いたします。

 

筋肉痛での股関節の急な痛み

普段使わないため歩きすぎた日の夜、または翌日に痛みが強く起こる場合があります。筋肉の疲労蓄積(筋肉痛)などを疑っても良いかと思います。

この際は、股関節の奥の方が痛いと言うよりも、表面に近い筋肉の部分に痛みを感じています。「ここ」というよりも、「この辺」と特定できない場合が多いです。

特に痛みを感じやすい部分としては、太ももの横や前面、お尻の広範囲などが多いようです。

 

神経痛での股関節の急な痛み

神経痛でも起こる股関節の痛みは、腰の痛みと関係しているため、腰痛が発生している場合が多いです。坐骨神経痛とも言われている症状ですが、この場合も痛み部位の特定は難しく、色々な部位が痛むと表現します。

神経痛は脚に向かう神経が、腰の部分で圧迫されることで、放散痛という痛みが太もも、ふくらはぎ、お尻・内股などが痛みます。

この痛みは、じっとしていても鈍痛が続くため、とても不快な痛みですが、炎症の痛みでない為、危険度は少ないです。当整体院でも腰の神経圧迫が改善されて股関節の痛みも軽減する方がいます。

 

急な股関節の痛み(関節炎)の対処法

荷重負担を除去することが優先です。

急な股関節の痛みの原因は、関節炎(滑液包炎)が考えられます。これは、関節炎(滑液包炎)は関節への圧迫と摩擦で、軟骨がすり減り炎症を引き起こすので、この原因を取り除きます。

安静にできるのであれば、2,3日は長く歩くことや運動はお休みすることが必要です。

休みの日であれば、なるべく股関節に荷重がかからないように安静にしていれば、痛みは軽快していきます。

 

急な痛みが起こらないように予防法

関節炎(滑液包炎)は予防できます。

普段から股関節の動きを良くしておくことが予防に繋がります。股関節の動きは、屈曲・外転・内転・伸展・外旋・内旋です。この動きを制限させないように普段から動くようにストレッチしていきましょう。

股関節の可動域を回復させると予防できる理由は、股関節の動きが良いと、関節の滑走がよくなり股関節の圧迫と摩耗が防ぐからです。

詳しくは、股関節の可動域拡大法を参考にしてください。

 

股関節の痛みが強いとこは日常生活も注意

注意したい日常生活動作があります。負担のかかる動きで股関節の炎症を助長させないようにします。早く痛みから解放されるために必要なことです。

あぐらの姿勢

あぐら。

草刈り

草刈り。

座り方

座り方。

重い荷物

重い荷物。

 

よくある質問(Q&A)

よくある質問

Q:寝方はどうすればいいですか

解答

痛くない方を下にして横向きで寝るのが理想です。横向きでも痛い側の腰が上に来るようにして寝てください。

 

Q:どうしたら早くなりますか

解答

整体を受けて、股関節にかかる荷重負担を一時的に取り除き、しばらく痛い動きを控えるようにしてください。3週間程度で痛みは改善します。

股関節の荷重負担を取り除く方法は、股関節の包帯の巻き方を動画と図解で詳しく解説を参考にしてください。

 

Q:歩けなくなってしまいますか

解答

心配しないでください。適切な処置と予防で改善します。もし変形性股関節症がある場合は、日頃から当整体院で指導しているセルフケア法を実践して、予防していきましょう。

 

股関節のblog

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  1. 股関節の痛みは整形外科の病院が良いか、整体院・整骨院が良いのか
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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)

院長:冨澤敏夫の画像 「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

院長の書籍や雑誌掲載

 

 

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