監修：冨澤敏夫（柔道整復師）N2022-09-24　R2023/8/16

ペペルテス病とは、原因と症状、治療と予防

ペルテス病とは、原因不明の大腿骨頭に阻血性壊死（血流が途絶えて骨の細胞が死んでしまうこと）が起こる小学校低学年を中心とした小さめの活発な男児に多い病気です。

 

目次

1. ＞ペルテス病の後遺症の痛みとは
2. ＞症状
3. ＞原因
4. ＞治療法
5. ＞予防法
6. ＞整体法

 

ペルテス病とは

ペルテス病とは大腿骨頭に阻血性壊死という血流が途絶えて組織が壊死が起こる原因不明の疾患と言われています。小学校低学年に多く発生して活発な男児に特に多いです。治癒と安心できるのは発症してから3～4年が必要です。

発症の年齢は低くて、壊死の範囲が狭い場合は予後も良いので後遺症的な痛みは起こませんが、予後不良の場合は後遺症的な痛みが残る場合があります。

 

ペルテス病の症状

ペルテス病の症状は鼠蹊部や膝の放散痛（疼痛）、跛行（足を引きずる）、股関節の運動制限、特に胡坐や開く動作などがあります。

ペルテス病では発症時期に適切な処置がされないと、大腿骨頭が変形（扁平化）する後遺症的な痛みを起こす可能性があります。大腿骨頭が変形（扁平化）すると、足の長さが短くなり股関節の動きが悪く痛みで良くない歩行が起こります。

ペルテス病の症状には色々ある。

 

ペルテス病の原因

ペルテス病は原因が不明です。発生の機序は阻血性壊死である股関節に血流が阻害されて大腿骨頭が壊死するのですが、血流が阻害される原因はわかっていません。

感染症やストレスなど関係していると言われていて、急激な運動や高いところから飛び降りることを繰り返すなども考えられます。

 

ペルテス病の病院での治療法

ペルテス病の治療は病院へ行きましょう。検査をして年齢や壊死の範囲など病状に応じて対応してくれます。経過観察がしていく必要があり、軽度であれば保存的治療で行いますが、10歳以上で大腿骨頭の変形（扁平化）が進んでいると手術なども検討します。過度の荷重や運動は避けなければなりません。

 

6歳未満の場合で壊死の範囲が狭く、軽度の場合

病院へ通いながらの治療となるようです。過剰な荷重をかけない安静と関節の動きを良くする可動域訓練、レントゲンで経過を観察していきます。

 

6歳以上で壊死の範囲が広い場合

入院した方が良く、治療では股関節の減圧を行い炎症を抑える治療をします。股関節の動きを改善しから装具療法ですが、1年ぐらいは必要とされます。最近ではレーザーを用いて治療期間の短くなっているようです。

10歳以上や大腿骨頭の変形がある場合

変形が強くなるので手術が必要になる場合もあります。病院での指示に従ってください。

 

ペルテス病の整体は

痛みの緩和や動きの緩和が特に効果的です。

ペルテス病は発症時は病院へ行くことをおすすめします。6歳前後であれば予後は良好なため後遺症的な痛みや動きの制限は起きにくいため、整体へ通うなどは必要が無いかと思われます。

しかし、予後不良で股関節の動きが悪く痛みがあるのであれば、その部分を改善するための整体は有効です。ただし、大腿骨頭に変形（扁平化）などは改善しない為、病院での手術を検討したほうが良いでしょう。

当整体院では、悩んでいる方の御相談も行っているので、気軽に連絡をください。

 

ペルテス病の後遺症の痛みの方が注意したい日常動作で腰の痛みは予防

ペルテス病の後遺症の痛みの方が注意したい日常生活動作があります。間違った動きで悪化させないだけでなく、正しい動きをすることで改善できるのです。

ペルテス病の整体のご紹介

ペルテス病の後遺症の痛みは、痛み・動き・筋力の改善を目的とした整体で対応します。入念なカウンセリングからセルフケアの指導までの流れを、下記でご説明します。

＞股関節の痛みの整体を参考にしてください。

①カウンセリング 腰周辺の痛みを引き起こす原因を見つける為に質問をいたします。

②腰の整体施術 股関節周辺をほぐして、動きを良くするために整体で調整します。

③セルフケア指導 早く改善させる為に、自宅で行う腰のセルフケアをご指導します。

④次回の来院指導 早く効果を出すために、最適な来院時期を御提案いたします。

 

ペルテス病の後遺症の痛みを素早く改善するための整体法が特徴です。

マッサージとストレッチを組み合わせて、独自の調整法を交え痛みを早急に緩和させていきます。

 

股関節の整体コースのご案内

股関節の整体コースはこちら

 

関連ページ

最新の記事など更新しました。

1. ＞右（左）の股関節は急に痛くなる原因は何か
2. ＞股関節の痛みは整形外科の病院が良いか、整体院・整骨院が良いのか
3. ＞歩くと急に股関節が痛いのは何が原因は滑液包炎（関節炎）が発生かも
4. ＞杖の正しい使い方で杖はどっちに持つの、歩き方や階段の上り方や下り
5. ＞股関節の右だけ痛いのはなぜ？考えれられる原因と治し方
6. ＞股関節はどこにあるのか？図と画像で詳しく解説
7. ＞急速破壊型股関節症の原因と対処法|悪化をさせないことが大切
8. ＞左の股関節の痛みとまっすぐ伸びない状態の改善例

 

 

監修：冨澤敏夫（柔道整復師・整体師）

「１０秒かかと上げで足裏の痛みが消える！」（KADOKAW）、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える！」（現代書林）のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の１年間の連載も好評でした。

さいたま中央フットケア整体院の紹介

 

診療時間	月	火	水	木	金	土	日
9:00〜18:00	ー	●	●	ー	●	●	●
18:00〜21:00	ー	●	ー	ー	●	ー	ー

火曜・金曜は夜間診療21：00まで可能
祝日は休診、完全予約制

信頼される理由【全国から来院】【口コミ評価4.6】【25年の臨床経験】

〒338-0013
埼玉県さいたま市中央区鈴谷4-17-13
電話）048-789-7743
定休日：月・木・祝日
火・水・金・土・日：9：00～18：00
火・金は夜間営業18：00～21：00

 

当院のご案内

 

 

【道順】Googleマップで道順を調べる

---