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臼蓋形成不全|原因と症状、治療、やってはいけないこと|さいたま中央フットケア整体院

監修:冨澤敏夫(柔道整復師)N2022-09-24 R2023/8/16

臼蓋形成不全|原因と症状、治療や予防、やってはいけないこと

骨盤の寛骨臼側の屋根のひさしの部分の張り出しが短いことを臼蓋形成不全(きゅうがい けいせいふぜん)と言います。

大腿骨頭(寛骨臼にはまる部分)の一部分で体重を支えるので、その部分に負担がかかり、一部の関節の軟骨がすり減り変形性股関節症のリスクがあります。

臼蓋形成不全は、日本人の女性に多いことがこの疾患の特徴です。

 

目次

  1. 臼蓋形成不全とは
  2. 臼蓋形成不全の症状
  3. 臼蓋形成不全の原因
  4. 臼蓋形成不全の病院での治療法
  5. 臼蓋形成不全の予防法
  6. 臼蓋形成不全でやってはいけないこと
  7. 臼蓋形成不全の整体法

 

臼蓋形成不全とは

臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みとは?

臼蓋形成不全とは 臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全)の痛みとは、腸骨の寛骨臼が不十分に形成されていて、被りが浅い状態です。特に日本人に多く、女性は男性より2倍から3倍ぐらい多いのが特徴です。

臼蓋形成不全があると部分的に荷重がかかり、その部分の軟骨がすり減って滑液包炎を引き起こし痛みます。体重を支えるのに不利で、変形性股関節症に進行する恐れがあります。

臼蓋形成不全(寛骨臼形成不全)があったとしても、すべてが変形性股関節症に移行するわけではなく、ある条件が重なることで進行すると考えます。

 

臼蓋形成不全の症状

臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みは日常生活に支障が起こる。

臼蓋形成不全の症状 臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みの症状は、痛み、違和感、引っかかり感、股関節のクリック音という状態を引き起こします。股関節の不安定性、抜ける感じがして「股関節のはまりが悪い」など感じます。

日常生活動作にも支障があり、股関節を曲げる、捻る、あぐら、靴下を履く、爪を切る、車や自転車の乗り降り、脚を組む痛みがでます。

臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みの症状には色々ある。

icon_check 寝返りをする際に激痛でスキンと動けない。

icon_check 股関節を曲がる、捻るで痛みが出ます。

icon_check あぐら、立ち上がり、自転車の乗り降りが痛い。

icon_check 足を組む、長時間の座位、座位からの立ち上がりが痛い。

icon_check 歩く時に体重を乗せるとズキンと痛くなる。

 

臼蓋形成不全の原因

臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みの原因は複数ある

臼蓋形成不全の原因 臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みの原因には、変形性股関節症などの原因が関係していると言われています。

股関節の大腿骨頭を寛骨臼の臼蓋に安定させる関節唇が損傷することでも、関節唇損傷を引き起こすことも考えられます。

 

臼蓋形成不全は変形性股関節症を引き起こす

変形性股関節症は、大腿骨頭と寛骨臼で構成される股関節の軟骨組織が、すり減り炎症を繰り返しながら悪化していきます。臼蓋形成不全との関係が強く、被りが浅く部分的に負担がかかることで、炎症を引き起こし痛みます。

変形性股関節症について

 

臼蓋形成不全は関節唇損傷を引き起こす

股関節唇損傷とは、股関節唇という大腿骨頭を安定させるために骨盤の臼蓋周りに、ぐるっと柔らかい軟骨で、ゴムパッキンのように大腿骨頭を包み込んでい、あす。 衝撃吸収の役割も担っていて、関節唇は神経が通っていて、損傷を受けると痛み引き起こす状態を言います。

関節唇損傷について

 

臼蓋形成不全の病院での治療法

病院での治療法には、保存療法と手術療法があります。

病院での治療法は、検査(レントゲン・MRIなど)から始まります。原因や症状により手術の対応もありますが、最初は保存療法で経過観察していきます。

痛み止めや湿布を処方され、1,2週間は安静を指示されます。

痛みが和らいできたところで、電気療法・牽引・超音波療法などを行い。リハビリとして運動療法も行い、ストレッチや筋力強化などで対応しています。

ペインクリニックでは、ブロック注射なども行われています。AKAなども行われる病院がありますが、一般的には、電気療法と薬や湿布など処方されます。

 

臼蓋形成不全の予防法

予防は早期ケアと筋力を維持することが必要です。

臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みを予防するには、何をすれば良いかを考えてみましょう。臼蓋形成不全を治すことは出来ませんが、予防することは可能です。

股関節の異常を感じた方は、一度は整形外科に行きレントゲンを撮影していると思います。その時、臼蓋形成不全があるとわかります。

臼蓋形成不全があるとわかったら、悪化する前に悪化しないように、股関節の安定を保てる状態を維持する努力をします。その方法は筋力強化で、鍛える筋肉は小殿筋と中殿筋です。

中殿筋と小殿筋のトレーニングはこちら

 

臼蓋形成不全でやってはいけないこと

臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みの方が注意したい日常生活動作があります。間違った動きで悪化させないだけでなく、正しい動きをすることで改善できるのです。

臼蓋形成不全はあぐらの姿勢に注意

あぐら。

臼蓋形成不全は草刈りの姿勢に注意

草刈り。

臼蓋形成不全は座り方に注意

座り方。

臼蓋形成不全は重い荷物ははもたないように

重い荷物。

 

臼蓋形成不全|股関節の整体を紹介

臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みは、痛み・動き・筋力の改善を目的とした整体で対応します。入念なカウンセリングからセルフケアの指導までの流れを、下記でご説明します。

①カウンセリング
カウンセリング股関節の痛みを引き起こす原因を見つける為に質問をいたします。
②腰の整体施術
股関節の整体股関節周辺をほぐして、動きを良くするために整体で調整します。
③セルフケア指導
股関節のセルフケア指導早く改善させる為に、自宅で行う腰のセルフケアをご指導します。
④次回の来院指導
次回来院の指導早く効果を出すために、最適な来院時期を御提案いたします。

 

臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みの詳細。

臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みを素早く改善するための整体法が特徴です。

マッサージとストレッチを組み合わせて、独自の調整法を交え痛みを早急に緩和させていきます。

腰の筋肉のマッサージとストレッチと骨盤矯正が決め手!

臼蓋形成不全のマッサージ

腰の筋肉をマッサージでほぐして緩める。

臼蓋形成不全のストレッチ

腰の筋肉をストレッチで伸ばして緩める。

臼蓋形成不全の骨盤矯正

骨盤と腰椎下部を矯正をして調整する。

 

臼蓋形成不全で起こる股関節の痛みに整体が必要な理由

当整体院は、すべて手技のみで行います。機械などでは行き届かない部分をアプローチすることで、微妙な調整が行えるので効果が実感できると思います。そして、整体で改善して自宅でセルフケアを行うことで、再発予防につながります。

 

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監修:冨澤敏夫(柔道整復師・整体師)

院長:冨澤敏夫の画像 「10秒かかと上げで足裏の痛みが消える!」(KADOKAW)、ペンギン歩きを治せは「しつこい足の痛みは消える!」(現代書林)のどの書籍があります。雑誌の取材などメディアで紹介されています。

日経ヘルス・健康364、わかさ、PHP出版などから取材を受けて、雑誌の1年間の連載も好評でした。

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